イケメンなら撃ち抜かれてもいい?「ARROW」

アメリカ合衆国の冒険アクション・テレビドラマ。DCコミック・ヒーローのグリーンアローをモチーフとする。
企画・原案はグレッグ・バーランティ、マーク・グッゲンハイム、アンドリュー・クライスバーグ。
この3人が製作総指揮・ショーランナーを務める。

ARROWとは…。

本作の主人公は億万長者のプレイボーイ、オリバー・クイーン(演 - スティーヴン・アメル)で、
DCコミックの『グリーンアロー』シリーズに基づくキャラクターである。
彼が5年にわたる過酷な孤島での暮らしから故郷スターリング・シティに生還し、
街を腐敗させる悪の権力者たちを制裁するという設定である。
毎回、現在のスターリング・シティでの物語と並行して孤島でのフラッシュバックが描かれる構成となっている。

出典: ja.wikipedia.org

あらすじ・ストーリー

スターリング・シティの億万長者ロバート・クイーンとその息子のオリバー、そしてオリバーの女友達サラを乗せたヨットが嵐で遭難する。
サラは即座に水に飲み込まれてしまう。オリバーの父親、ロバートもオリバーを生き延びさせるために救命ボート上で自ら命を絶つ。

オリバーは太平洋の絶海の孤島”リアン・ユー” に流れ着き、そこを拠点とする謎の武装組織に拷問を受けるなどにより無数の傷を負い、
今までの生活では考えられない過酷なサバイバル生活を強いられる。そして、オリバーは弓矢の腕を磨き、肉体を徹底的に鍛え上げる。

5年後、オリバーはスターリング・シティに生還し、母モイラ、妹テア、悪友トミーらの歓迎を受ける。
もっとも、5年の間に家族も様変わりしていた。
母親は夫・ロバートの右腕だったウォルター・スティールと再婚しており、ウォルター自身もクイーン産業のCFOからCEOに出世していた。
テアは父と兄を同時に失った(と思い込んでいた)ショックによりドラッグにも手を出しており、生きて帰ってきても何も語ろうとしない
オリバーに不満を持っている。

特にオリバーは遭難前に恋人だったローレルと歯車が合わず、その父クエンティン・ランス刑事からも恨まれている。
なぜなら、オリバーはローレルの妹サラと浮気したあげく、ヨットの遭難で死に追いやってしまったからである。

表向きは若き実業家のプレイボーイ、裏では街に巣食う悪と戦う弓矢の達人、通称”フードの男”として活動する。
なぜなら、父ロバートから託された手帳に書かれている汚職政治家や悪徳実業家らに罪滅ぼしをさせ、スターリング・シティを掃除することである。

しかし、警察からは殺人犯というレッテルを貼られ、裏の顔でもランス刑事に敵対視される。

ある時、父親とオリバーの遭難は仕組まれたものだったらしいということが明らかになる。
しかも、母親やトミーの父マルコム・マーリンがその陰謀に関わっていたらしい。
そして、その秘密を探ろうとした現・父が行方不明になる。

その過程で、モイラがボディガードとして雇ったジョン・ディグルとクイーン産業のIT担当者フェリシティ・スモークが仲間になる。
3人は、クイーン産業の古倉庫の地下室に設けた秘密基地を拠点に、スターリング・シティを脅かす悪に立ち向かう。

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主な主人公

オリバー・クイーン

ニックネームは”オリー”。スターリング・シティの大富豪ロバート・クイーンの息子で、プレイボーイ。
5年前、ヨット旅行中に遭難し、父とともに死んだと思われていたが、太平洋の絶海の孤島で救助される。
帰還後、クイーン産業本社からの招聘を断り、同社の古い倉庫を改装して若者向けのクラブ「ヴァーダント」を開店し、
その経営者となる。

フードの男(第2シーズン第2話以降は”アローとも呼ばれる。)

クラブの地下室を秘密基地とし、さまざまな武器や訓練道具などを保管・装備している。
緑色のフードとコスチュームに身を包んで弓矢を装備した裏の顔を持ち、
父から託された手帳に記されている悪徳業者や汚職政治家たちを制裁する。
しかし、必ずしも正義のヒーローとして見られているわけではなく、警察に言わせれば独善的な連続殺人犯である。

モイラ・クイーン

オリバーとテアの母。夫ロバートと息子が死亡(失踪)後、クイーン産業のCFOだったウォルターと結婚した。
表向きには理想の妻と母を演じているが、裏ではかつてロバートも関わっていた秘密組織に属している。
ヨットの遭難が実は事故ではなかったことを知っている。
最終的にマルコムの企みが世間に明るみになり、自身も加担していた事を自ら発表し、出頭する。

テア・クイーン

オリバーの妹で、ティーンエイジャー。父と兄の”死亡”(失踪)後、母モイラとの関係もギクシャクしてしまい、
悪い友達と付き合うようになり、「ヴァーティゴ」などのドラッグにも手を出した。
せっかく生還した兄が隠し事をしていると感じており、反抗的な態度を取るが、次第に打ち解けていく。
トミーに淡い恋心を抱いていたが、グレイズ地区の小悪党だったロイと知り合って情けをかけるうち、
恋愛感情が芽生えていく。

ダイナ・“ローレル”・ランス

スターリング・シティの貧窮地区であるグレイズ地区の法律事務所を拠点に、
慈善弁護士として恵まれない人々を助ける。オリバーが海難事故に遭う前は恋人同士だったが、
オリバーが妹サラと浮気し、ヨット事故に巻き込んで死なせてしまったことを恨んでおり、
「サラの代わりにあなたが死ねば良かったんだわ」とまで言ってのける。
裁判では奇しくも”アロー”のターゲットを相手取ることが多く、
アローの正体がオリバーだと知らないまま協力し合うようになる。トミーと交際しつつも、
オリバーへの想いを捨て切れずにいた。

フェリシティ・スモーク

クイーン産業のIT部に勤務。コンピュータの天才だが、おっちょこちょいな面もある。
オリバーやウォルターから会社の仕事とは無関係な不可解な調査依頼を引き受け続けるうち、
次第に事件に巻き込まれていく。やがて、オリバーの正体を知り、仲間になる。
普段はオリバーの秘密基地に設置されたコンピュータ・ネットワークを用いてハッキングを行うなど、
後方からの支援が主な役割が主。

ジョン・ディグル

元軍人、アフガニスタン等での従軍経験あり。家族以外には姓のディグルで通っている。
モイラによって、オリバーのボディガード兼運転手(実は監視係)として雇われる。
当初はオリバーにたびたび巻かれてしまうが、徐々に友情を培っていく。
ある事件でオリバーに命を救われた際、彼が”フードの男”だと知ることになり、それ以降、全面的に協力する。

マルコム・マーリン

トミーの父。スターリング・シティ屈指の実業家で、ロバートやモイラとも付き合いが長い。
実はグレイズ地区の破壊計画「事業」を企む秘密結社のリーダーである。
かつて、グレイズ地区で慈善医院を開いていた妻が道端で強盗に襲われて見殺しにされたことから、同地域の住民たちを恨んでいる。
また、黒ずくめの弓使い”ダーク・アーチャー”として、オリバーに先回りしてターゲットを殺したり、
オリバーを打ちのめしたりする。
第1シーズンで、スターリング・シティにおけるメインの悪玉。

トミー・マーリン

スターリング・シティの有力な実業家マルコム・マーリンの息子で、
オリバーの幼馴染・親友・悪友。子供の頃に母親を亡くし、父親も多忙で不在なことが多かったが、
お金に困ることはなく、ほとんど遊んで暮らしていた。クイーン家とは家族ぐるみのつきあいで、
モイラやテアとも親しい。オリバーの失踪後、ローレルと関係を持つようになっていた。
オリバーの帰還後、ローレルと真剣に交際し始めるとともに、
クラブ「ヴァーダント」のマネジャーとしてしばらく働く。
しかし、やがてオリバーがお尋ね者の"フードの男"だと知って仲違いし、父の会社に勤めるようになる。
第1シーズン最終話、グレイズ地区崩壊の中でローレルの命を救い、英雄的な最期を遂げる

ロイ・ハーパー

グレイズ地区に住む小悪党のティーンエイジャー。
テアのハンドバッグを引ったくったことから知り合い、恋仲となる。
フードの男に命を救われて以来、彼に憧れ、次第にヒーローとしての片鱗を見せていくようになる。
オリバーは自分への憧れからヒーローの真似事を始め、無鉄砲な行動をするロイを見かね、
グレイズ地区での情報収集を任せる。

ウォルター・スティール

前CEOロバート亡き後のクイーン産業の現CEOで、モイラの再婚相手。
モイラの行動に不可解さを感じて密かに調査を進めるうち、謎の失踪を遂げる。
実は”ダーク・アーチャ―”ことマルコムによって、モイラの口封じのために拉致されていた。
開放された後にモイラとの関係を解消するが、クイーン産業買収の危機をオリバーに資金援助することで救う。

クエンティン・ランス警部

ローレルの父で、スターリング・シティ警察署の刑事。
娘サラを死に追いやり、ローレルを裏切って不幸にしたオリバーを恨んでいる。
また、街を賑わす謎のヒーロー、”フードの男を殺人犯として追いかける。
フードの男のことを否定的に”自警団”と呼ぶこともある。
フードの男逮捕に執着するあまり、マルコムの「事業」発生後に巡査に降格される。
正義感に溢れ、フードの男が人殺しをやめたため、彼をヒーローとして認め、以後彼を”アロー” と呼び、協力者となった。

関係図

「ARROW」の魅力を知っていただけたでしょうか?
現在、シーズン3までが日本で放送されています。
アメリカではシーズン4が放送中です。

DVDも発売されているので気になったら観てください!

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