目次

  1. 幼年期の終わり
  2. 星を継ぐもの
  3. 2001年の宇宙の旅
  4. 夏への扉

幼年期の終わり

1953年に発表されたSF小説で作者はアーサー・ C・クラーク。
この本は三部作構成で
第一部「地球とオーバーロードたち」
地球にやってくる異星人と宇宙船とそれを統合する指導者オーバーロードが地球にやってきて人類と接触する始まりの章

第二部「黄金時代」
第一部から50年後、地球上空にいた宇宙船は姿を消しオーバーロードはその姿をみせる。
宇宙人との念願の接触した人類は共存する道を選ぶが一方でそれに反抗するものもいた。
主人公ジャンはサンプルとして採取された鯨のひょう本に隠れ宇宙船のなかに忍び込み彼ら母星に向かった。

第三部「最後の世代」
人類と異星人の共存が始まり、それに反対していた側の人類である自分たちに誇りを持つコミュニティーは火山の近くに住み始めた。
ある時から、子供たちに異変がおきる。それを知ったオーバーロードは自分たちの計画が完了しようとしていることをしり人類に向けて最後の演説をする
宇宙船にのっていたジャンは地球に戻っていたが相対性理論で時差がおきて自分は年はとってないが地球の変わり果てた姿を目の当たりにするのだった。

壮大なストーリーと世界観はSF入門するには適切な本だと思います。
まさにハリウッド映画のようなクライマックスにあなたは息を飲まれるでしょう。

星を継ぐもの

ジェームズ・P・ホーガン著のSF小説1977年発表。
物語は月の裏側である宇宙飛行士の遺体が発見されることから始まる。発見された遺体は解剖されていくうちに50,000年前に死んだと解明された。5万年前に自分たちとそっくりな人類が宇宙に飛び出す技術はもっているはずはないしきていた服も自分たちのと違うこともわかった。
遺体の持ち物から未知の文字を解明していくうちに信じられない事実がどんどん判明していき人類の本当の起源を解明していく。

これぞハードSFという緻密に組み込まれたストーリーや謎解きが読む人を魅了させるような小説で読むのが止まりませんでした。
一応続編もあるのでおもしろかったら是非そちらも

2001年の宇宙の旅

『幼年期の終わり』と同じクラーク著のSF小説ですが、普通の本と違うところはスタンレー・キューブリック監督の同名の映画と本が共同して作られていてストーリーもクラークとキューブリックの共作であるという点。映画と小説が同時に作られたことなのでどちらが原作というわけでもなくどちらもが独立して読める点です
物語は人類の誕生という章から始まりクロマニヨン人がモノリスという黒い長方形状の物体に接触したことによるホモサピエンスへの進化から描かれている。
次には人類が宇宙技術を反転させ衛生が飛び回る世界の話になり、月にモノリスを発見し探査する。モノリスから発せられた信号を分析すると木星からでていることがわかり第三章で木星へ向かう。

映画版は名作として語られているのは有名なことですがこの小説版も映画では語られていない部分もあったりして本なのに映画のような緊張感が得られます。映画をみたことがないひとは映画と一緒に是非

夏への扉

ロバート・A・ハインライン著。1956年発表。
最後に紹介するのはいままでのような宇宙を旅する壮大な物語とは少し違うタイプのSF小説であるが個人的に一番感動的だった本です。
1970年にロンドンに住むダンは発明家で自分が飼う猫とともに住みながら自分が作り出した発明品をヒットさせ生活していた。しかしながら秘書のベルと同僚のマイルズに裏切られ、すべてを失ったダンは当時実用化されていた人工睡眠で30年後にいこうとしていた。しかし考えを改め冬眠にはいるまえに二人に復讐しようと決意し家に向かうが返り討ちにあい意識が朦朧としたままベルによってコールドスリープに入れさせられてしまう。2000年に目覚めたダンはなんとか職に就き財産と取り戻そうとしたがすでにベルによってあらゆる手をうたれていたためなす術がなかった。しかしタイムスリップの技術があるとしったダンはある教授に会い未来に行くか過去に行くかわからない1/2の確率をかけてもなおすべてを取り戻すために過去へ戻ったのだった。

この物語がおもしろかったのはSF要素を中心とした物語ではなくSF要素を使い作り出すラブストーリーであることがとても感動的だったからです。
時間を遡ってまで取り戻そうとする姿はもちろん感動的ですし、SFモノであるからこそ人工睡眠やタイムスリップの描写は細かく作られていてとてもおすすめです。
大きな流れはラブストーリーだから女性のひとにもとてもおすすめです。