これで見納め!!劇場版「さらば あぶない刑事」

1986年10月5日/毎週日曜日21:00 より放送開始した『あぶない刑事』
刑事と書いて「デカ」と読む。
破天荒な活躍を描くサスペンスアクション。スタイリッシュな台詞回しや都会的なファッション性、コメディ調の演出などを前面に出し今までになかった新たな刑事ドラマが誕生した。
高視聴率も手伝ってか2クールの予定がさらに2クール延長され1年間放送され1987年9月27日最終回となった。

主な出演者

オープニングテーマが聞こえてくるとワクワクした番組。
それがあぶデカシリーズ。

バブル景気とされている2か月前から始まりました。

お洒落でハードボイルドのタカ(舘ひろし)と今で言うところのチャラ男のユージ(柴田恭兵)が横浜狭しと暴れまくる。
透(仲村トオル)は交通課から捜査課へ異動したばかりの新人刑事でありタカとユージに使われる。
薫(浅野温子)は鷹・勇次の親友で悪友。こちらも破天荒だが優秀な少年係員であり、捜査課の応援に入った。

愛しきキャラ

近藤 卓造捜査課長(中条静夫)いつも問題を起こすタカとユージには手を焼いており、
「大馬鹿者!」とよく怒声を浴びせてはいたが、内心では二人に厚い信頼と親近感を寄せている。
「大馬鹿者!」は近藤捜査課長の名台詞。

松村 優子警部・少年課長(木の実ナナ)
タカとユージの良き理解者。何かとタカとユージに手を貸して二人の活躍ぶりを陰で喜んでいる。

木の実ナナはスケジュールの都合上TVシリーズはともに前半しか出ておらず降板の扱いになっている。

1986年代は横浜赤レンガ倉庫は立ち入り禁止区間でした。
そこで撮影が行われていたのであぶデカファンは行きたい撮影スポットでした。
長い改修工事の末、周りの倉庫もなくなり、赤レンガパーク完成と前後して2002年4月に完成しました。
赤レンガパークに訪れると「冷たい太陽」を口ずさんだあぶデカファンは多いはず。

あぶない刑事~作品~

TV版
「あぶない刑事」(昭和61年~62年)
「もっとあぶない刑事」(昭和63年~平成元年)
劇場版映画
「あぶない刑事」(昭和62年・長谷部安春監督)
「またまたあぶない刑事」(昭和63年・一倉治雄監督)
「もっともあぶない刑事」(平成元年・村川透監督)
「あぶない刑事リターンズ」(平成8年・村川透監督)
「あぶない刑事フォーエヴァー」(平成10年・成田裕介監督)
「まだまだあぶない刑事」(平成17年・鳥井邦男監督)

待望のDVDマガジン

あぶない刑事のDVDボックスは全25巻

最新作 劇場版 『さらば あぶない刑事』

ストーリー
定年を目前にしたタカとユージは、かつて2人が壊滅した銀星会の残党を追って、危険ドラッグ・覚せい剤・拳銃の取引がされるブラックマーケットを2人だけで襲撃したりとまだまだ暴れ放題!そんな2人の前に現れたのは、世界の闇市場を暴力で牛耳り縄張りを広げる中南米マフィア。横浜が犯罪都市に!?史上最強の敵を前に、命を賭けた戦いの火蓋が切って落とされる。

ユージ「長く居すぎたな…この街に」
タカ「いつかは別れる時が来るさ…」

横浜中の犯罪組織を巻き込んで、刑事人生最後となる死闘に飛び込んでいくのだった。
刑事としてのタイムリミットは残りわずか、果たして2人は無事に退職の日を迎えることができるのか―。
タカとユージの「最後の5日間」を見逃すな!

2016年1月30日(土)公開

まとめ

昭和から平成に時代は変わり、もうこのような刑事ドラマは見る事が出来ないんだな。
拳銃での打ち合い、派手なカーアクション、ハーレーに乗りながらのライフルを打ちまくる…。
ストーリー的には「定年」なんて寂しい設定にはなっているけれどそこはあぶデカ!
最後になるタカ&ユージの活躍に期待したい!!

keeper
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@keeper

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