目次

  1. あらすじ
  2. B級映画かと思いきや意外な掘り出し物でした
  3. 評点:62点/100点
  4. まとめ

あらすじ

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ドイツに住む高校生のダニエルとトーマスは、ネットで知り合った2人の少女と共にネットで流行している『宝探しゲーム』(誰かが隠した『宝物』をネット上の手がかりを元に探すゲーム)に参加する事となる。宝箱の隠し場所が冷戦時代の軍事施設であり「立ち入り禁止区域」としても指定されている事に不気味なものを感じながらも首尾よく宝物を見つけた彼らは、近くの廃墟となったトレイラーパークでバカンスを楽しんで行こうとするが、そんな最中2人の少女の内の1人ジェシーが原因不明の昏睡状態に陥ってしまう。突然の事態に混乱していたところを奇妙な防護服を着た男に救われた彼らは、その男からこの場所が「HAARP」と呼ばれる電磁波を利用した冷戦時代の秘密兵器の実験場で、今もその兵器が稼働しており近づくだけで危険な状態だと知らされる。

B級映画かと思いきや意外な掘り出し物でした

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この手の都市伝説を題材にした映画は大体が小さく収まりすぎてインパクトに欠けたり、逆に風呂敷を広げ過ぎて収集がつかなくなってしまうことが多いのですが、この映画は大変バランス良く作られていました。話の肝となるHAARPの影響をところどころに感じさせ、雰囲気はミステリーというよりもホラーといった感じですね。題材を考えればオカルトホラーと分類しても良いのでしょうが。

ただバランスが良すぎて、良くも悪くも特筆すべき点がないことが難点でしょうか。終始視聴者の期待を裏切ることのない展開が続き、ラストも予定調和のような終わり方でした。もう少しどこかで思い切りを出してみても良かったのかなと思います。まあそれによって冒頭にも述べたようなとんでもない作品になってしまう可能性はあるのでかなりの冒険心が必要になりますが。

ともすればSFチックな展開になりがちな題材でしたが、そんなこともなく、また終盤はホラーテイストも楽しめたので総じて良い作品だったと思います。色物系かなと思っていたので、意外な出来栄えに驚いてしまいました。

評点:62点/100点

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点数をつけるとすれば62点ですかね。

良くも悪くもまとまりすぎました。HAARPの都市伝説をある程度知っていたということもあって、もっと色んな方向に話を広げていっても良かったかなと思います。地震とか、天候異常とか。そこまでいくとさすがに大風呂敷になり過ぎですかね。もしかしたらあえて焦点を絞ったのかもしれません。

アメリカでなくドイツがこの映画を作ったのもなんだか面白いですよね。ヨーロッパにもこの都市伝説あるんだ、という感じです。やはり人間というものはどこも同じもので、こういったオカルト的なものは大好きなんでしょうね。私も含めて。

まとめ

観賞して損するという類の作品ではありませんが、物足りなさは否めません。終わり方も結局実験は終わらないよ、という感じだったのですが、個人的にはもっとブラックな方が好みですかね。これは人にもよりますが。意味のない場面に意味ありげな出来事や人を配置して、視聴者を引っ張っていったのはさすがです。常に興味を持っていられたので、観ているのが苦ではありませんでした。都市伝説が好きな方はぜひ観てみてください。