現役プロサッカー選手も読む「エリアの騎士」が面白い!

Jリーグや海外で活躍するプロのサッカー選手も読むという「エリアの騎士」。白熱の試合展開やくり出される技は、サッカーファンをワクワクさせます。ゲームルールやテクニックの説明も分かりやすく入るので、初心者にもオススメな作品です。思わず感情移入してしまう魅力的なキャラとストーリーを紹介します。

「エリアの騎士」漫画48巻まで刊行中

原作:伊賀大晃 作画:月山可也
「週刊少年マガジン」で連載中。単行本は講談社より現在48巻まで刊行中。

エリアの騎士とは?

「エリアの騎士」とは、主人公「相沢 駆(あいざわかける)」の兄、「相沢 傑(あいざわすぐる)」が使った言葉で、司令塔であるミッドフィールダーを「ピッチの王様」、ペナルティエリア内で確実にシュートを決める強いフォワードを「(ペナルティ)エリアの騎士」と呼んだことに由来します。

熱い青春スポーツドラマ

相沢兄弟は、共に日本代表としてサムライブルーのユニフォームを着ることを夢見るサッカー少年。兄の傑は早くも天性の才能を発揮してU-15日本代表のミッドフィールダーとして活躍する「ピッチの王様」。弟の駆がスランプで伸び悩む中、交通事故で兄弟は瀕死の重傷を負う。兄は脳死、弟は医師の究極の選択として兄の心臓を移植されて一命を取り留める。真実を知った駆は兄への憧れを胸に、兄が自分に望んだストライカー「エリアの騎士」になるべく再起する。

相沢駆(あいざわ かける)

本作の主人公。「伝説のトップ下」と称される兄、傑の心臓を胸にエースストライカーを目指して懸命に努力する少年です。才能はあるけれども、常に練習と研究を欠かさない「努力の天才」です。兄に言われた言葉を思い出しながら徐々に実力をつけていき、U-16(後にU-22)日本代表の座を手にします。純情で、鈍感な面も。

ちょっとファンタジー成分もあり

ピッチで窮地に陥った時に突如現れる兄の精神。意識はそのままで、身体だけ乗っ取られるような感じです。
目がクールな兄の目になってます。

荒木竜一

傑が「ファンタジスタ」と呼び、一目置くセンスの良いミッドフィールダー。訳あってサッカーから一時遠ざかりますが復帰。駆とのコンビネーションは絶妙。

一時は心肺機能を強化する意味で戦略的デブになりましたが、もともと食べることが大好きな為、油断すると一気にリバウンド。とんでもないことになります。一緒にダイエットした母親までがナイスバディになりました。

相沢傑(あいざわ すぐる)

主人公の兄で「日本サッカー界の救世主」とまで言われた少年です。不慮の事故が無ければ、世界に君臨するミッドフィールダーになっていたことでしょう。ピッチではクールなイメージですが、普段はボケてる所もあり、笑うと可愛い普通の少年です。

美島奈々(みしま なな)

駆の同級生で、小学生の頃一緒にサッカーをやっていましたが、親の都合でアメリカに行き、向こうでもサッカーを続けて「リトル・ウイッチィ(小さな魔女)」と呼ばれるまでになります。その後日本に戻り、なでしこジャパンの選手となります。卓越したテクニックを持つ、トップ下のミッドフィールダー。知識も豊富で試合の解説をやる場面も。

レオナルド・シルバ

ブラジルからの留学生で、傑のライバル。U-17ブラジル代表選手で、自国では既にスタープレイヤーです。傑とプレーする機会があり、その時にお互い良きライバル、友人となります。駆のプレーに傑の影を見出し、駆に一目置くようになります。

サムライブルーも、なでしこジャパンも楽しめる

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