犬猫よりもはるかにスリリング!これからはジュラシック・ペットの時代がやってくる! 実践編(2)

映画『ジュラシック・ワールド』からさかのぼること数年前、イギリスでは恐竜の飼い方を解説したマニュアルブックが出版されていました。はたして、ジュラシック・ペットの時代はやってくるのでしょうか? 実践編(2)では植物食恐竜の2匹をご紹介します。

※注意※
恐竜の飼い方の基本的な情報を知りたい方は、まずは下の記事からお読みください。

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恐竜初心者から卒業したあなたにオススメしたい植物食恐竜

初心者向けのコンピーちゃんを飼って、恐竜の扱いにも慣れてきたあなた。
そうなると気になってくるのが、もっと大きな恐竜たちです。
安全を重視しなければならないのは尤もですが、やっぱり恐竜なら大きければ大きいほど良いという意見があるのも事実です。

そうはいっても、いきなり肉食恐竜や竜脚類を飼うのは不安ですよね。
「お隣のわんちゃんを食べちゃうかも…」あるいは「お隣のお子さんを踏みつぶしちゃうかも…」、心配はつきません。

そこで浮かび上がってくるのが中型の植物食恐竜です。
ここではお隣のわんちゃんを食べず、お隣のお子さんを踏みつぶす心配もない2匹の植物食恐竜を紹介します。

ステゴサウルス(別名:屋根とかげ)の飼い方

ステゴサウルス Stegosaurus
全長8m、体重は2t以上。
入手できるのはユタ州のソルトレーク・ステゴスとオクラホマ州のロジャース・ステゴショップとのこと。

植物食で好物はトクサやソテツですが、他の植物(落葉樹の葉、キャベツなど)でも代用できるそうです。
しかしながら、問題となってくるのは飼う場所の確保です。
少なくとも10ヘクタールの広さと、スギナが群生する沼地がなければ飼育は難しいようです。

10ヘクタールは東京ドームに換算すると約2つ分の広さと同じぐらいです。
東京ドームでイメージしづらい方は、大きめの池があって、林があって、広い広場がある大きな公園と同程度のスペースを用意しておけば問題ないでしょう。

最新作ではカヌーに乗って川を下るコースで登場しています。
ステゴサウルスの後ろには、竜脚類の恐竜がいるのが見えますね。

アンキロサウルスの(別名:ヨロイ竜)飼い方

アンキロサウルス Ankylosaurus
全長7m、体重約4.5t。入手できるのはモンタナ州のダイノマートとのこと。
曲竜類。植物食だが、身を守るための装甲車のような硬い鱗と、こんぼうのような尻尾には注意が必要。
好物は柔らかい果物。リンゴや洋ナシ、ブドウ、マンゴスチンなども食べるそうです。

「ジェラシック・ワールド」ではインドミナス・レックスと最初に戦った恐竜でもあります。

そんなアンキロサウルスですが、本では「度しがたいほど性格がねじけた恐竜なので、できれば避けたほうがいい」と評されています。
理由は攻撃的で、他のすべての生き物に敵意をもっているからとのこと。
体表にはえる角や尻尾のこんぼうで、攻撃された飼い主を著者はよく知っているのかもしれません。
どうやらアンキロサウルスの飼育は、困難に燃えるタイプでないと難しいようです。

しかしながら難易度の高さによってペット人口が少なくなればなるほど、所有の特別度は増してくるもの。
初心者向けのコンピーからのステップアップの検討として、考えたい選択肢ではあります。

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