目次

  1. ラズロ・ボック
  2. 最高の人材のみを採用する
  3. 報酬は不公平に
  4. 楽しむこと
  5. まとめ

ラズロ・ボック

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この本の著者はグーグル人事担当上級副社長のラズロ・ボック。
グーグルが世界的大企業に成長していく過程をその眼で見て、その腕で支えた人間の一人だ。2006年にグーグルに入社した彼は、後に「最高の職場」と称賛されるグーグルの人事システムを設計した。

最高の人材のみを採用する

この本で重要な点の一つに、どのような人を採用すべきかという問題がある。
それに対して著者が出す答えは簡潔明瞭だ。曰く、「自分よりも優秀だと思える人材のみを雇え」
これに対し大企業だからこそ言える言葉だと呆れる人もいれば、その通りだと頷く経営者の人もいる。どちらも正解だと、私は思う。
だが、良い企業を作るには良い人材が必要なのは自明だ。大切なのはどれだけそんな人材の出現を我慢できるかだ。妥協した時点で、それ以降の採用はハードルが下がってしまうことになる。

報酬は不公平に

ある程度の不公平は社員同士の競争意識を促し、より良い成果を生み出す。
平等主義が声高に叫ばれている世の中であるが、明らかに企業への貢献度が違う社員と自分が同じ給与を得ることを、平等とは言わない。
だが、それは成果のみを以て判断されてはならない。報酬はあらゆる判断で決められるべきものだ。
誰もが納得のできる報酬体系を作るのは難しいが、そこに納得のできる理由を付与できれば、自ずと社員は成長していく。

楽しむこと

本書では最後に、職場づくりを楽しむことと述べられている。
決して立ち止まることはせず、常に学習と刷新を繰り返す。これによってグーグルは大企業へと成長した。
素晴らしい環境は社員によってつくられるが、同時に社員によって壊される。
破壊と創造の末に、画期的な企業が生まれる。

まとめ

今話題の「WORK RULES!」は経営者にとって、そして社員にとってあらゆるノウハウを含んでいる。
これを読めば明日からの仕事が楽しくなるに違いない。