生きづらすぎる男性の心を鋭く描く…!!『関根くんの恋①』

何事も器用にこなすけれど過度の神経過敏に悩まされるサラリーマンと、ひょんなきっかけから彼を見守ることになった少女のちぐはぐな恋模様を描いた物語。漫画エロティクスfにて連載された作品です。

あらすじ・ストーリー

関根圭一郎、三十路。仕事が出来て男にも女にもモテるイケメンエリートだが、
「鈍感・受け身・器用貧乏」の三重苦がたたって、どこかピントのずれた人生を送ってきた。
一念発起した関根君が向かったのは、小さな手芸用品店。
編み目を数えるうちに思い出すのは、過去の忌まわしい記憶と、数音先輩の細い細い身体の感触……!?
そして出会った手芸屋の孫娘・サラ。ついに関根くんの恋が始まる……かも。

出典: www.amazon.co.jp

登場人物・キャラクター

関根圭一郎(30)
眉目秀麗で仕事にも芸にも秀でたサラリーマンだが、自分、他人共に感情の機微にうとく、常にイライラしがち。対人関係(殊に恋愛)にかんしては性的トラウマの類で億劫がってる節がある。

如月皿
祖父に代わって手芸用品屋と教室を営む少女。快活な性格で人当たりと面倒見がよい。編み物指導を通して関根くんのトラウマやら不器用さを見出し、そっと見守っている。

おじいちゃん
皿の祖父。マジックも嗜む。孫娘に店を預け旅に出た。

紺野
関根くんの高校の同級生。図太く大らかでコミュ力が高い。外でちらほら浮気をしている。

数音(かずね)
紺野の妻で関根とも知り合い。高校時代はモデルを務めていたが、病的なまでにスリム。関根くんは彼女の姿に対して苦手意識を抱えている。

ポロリ出てくる関根くんの涙

客観的にとらえすぎるあまり自身の感情に無頓着すぎる関根くん。無自覚な我慢が引き起こす彼の涙に胸がチクリと痛まされます。

手芸がやってみたくなる

手芸が趣味の方もそうでない方もオススメ。一つの糸が形になっていく、過程にほっこりさせられます。画像は関根くんがセーターを完成させたシーン。

まとめ

神経症気味な世界観を持つ主人公は、果たして手芸を通してどう変わるのか…?!そして手芸屋の孫娘との関係は……?!新しい形の恋愛漫画の作品でした。

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@keeper

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