【映画紹介】ベルリンの壁崩壊に揺れる人々を描いた映画『グッバイ・レーニン!』の魅力

ベルリンの壁崩壊で歴史に翻弄される人々の日常生活を、可笑しくも切なく描いたドイツ映画『グッバイ・レーニン!』の魅力を紹介します!

母の命を守るため、大きなショックを与えないよう医師から宣告された息子は、
家族や仲間たちと壮大なウソをつく。

それは社会主義に傾倒する母に、ドイツの東西統一を知られぬよう、「東ドイツはまだ存在する」と演じること!!
なんともスケールが大きいウソだけに、ニュース番組やすでに入手困難となった食料品を自分たちで作ってみたり…もうとにかく必死。

やっていることは騙しかもしれない。けれど、そこにあるのは母への「愛」、それだけ。

出典: www.amazon.co.jp

まとめ

予告動画

ベルリンの壁の崩壊は、学校で勉強した記憶がありつつも私たち日本人にとってはどこか遠い異国の出来事です。本作では、激変する社会状況に戸惑う住民の様子が、ときに可笑しく、ときにせつなく、とても丁寧に描かれています。そんな映画『グッバイ・レーニン!』は、東西ドイツ分断・統一の歴史を知る入門書としておススメの1本です!また、母を必死に守ろうとするアレックスの姿にも感動します!

『グッバイ・レーニン!』をこれから観てみようかなと考えているみなさま、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

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