目次

  1. 『DEMENTO』 (デメント)
  2. 『SIMPLE2000シリーズ Vol.113 THE 大量地獄』
  3. 『SIREN』
  4. 『クロックタワー』
  5. 「逃げるしかない」というリアルな恐怖

『DEMENTO』 (デメント)

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狂気をテーマとした「ゴシックサイコホラー」。
錬金術世界のダークサイドな一面に焦点を当てた作品。
”DEMENTO”とはラテン語で狂気を意味する言葉である。


当初は『クロックタワー』の続編として製作されていた為、クロックタワーに見られる「逃げる」という特徴が反映されている。

章ごとに別々の中ボスが出てくるが、章をクリアするまで倒すことは絶対に出来ない。
よって、城の中で見つかっても隠れたりしながら逃げるしかない。 ホラー映画のようなアングルを取り入れられており、画面外から追ってくるボスの恐怖感を増徴する演出となっている。

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『SIMPLE2000シリーズ Vol.113 THE 大量地獄』

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虫を中心としたパニックホラー。

主人公を襲う敵は「虫の大群」。 登場する虫は蛾、毛虫、カマドウマ(便所コオロギ)、ムカデ、ダンゴムシ……などなど。 ゲームタイトル通り、画面を埋め尽くすかの如く大量に出現し、主人公の体を上り、這い回る。

とにかく大群で襲い掛かってくるから、いちいち戦っていられない。 普通の攻撃では気絶させるのが精一杯であり、必然的に逃げるしかない。

本当に怖いのは幽霊ではなく、人でもなく、虫。
虫の嫌悪感を徹底的に再現したゲームである。


※生理的嫌悪感を催す作品の為、ゲーム画像は載せません。

『SIREN』

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和風ホラーゲーム。
独特のストーリーとゲームシステム、個性あふれる複数の主人公達の魅力で熱狂的な人気を集めた作品。
「怖すぎて放送中止になったCM」はあまりにも有名。


本作の敵、「屍人」は倒しても一時的に行動不能にできるだけであり、時間経過で復活する。
しかも主人公たちは基本的に戦いが苦手な為、敵との戦闘は圧倒的に不利、一撃でも受けようものなら致命的である。
不気味な容姿で徘徊する不死の屍人に対し、抗う術を持たず逃げ隠れするしかない主人公たちの絶望感が伝わってくる。

さらにSIRENのシステムである「視界ジャック」は、近くにいる屍人や同行者の視覚と聴覚を自分も共有する事が出来る。 これを利用して屍人の位置を探り、見つからないように進むのだが、視界ジャック中は一切の行動が出来ない。 屍人の視界をジャックしていたら自分の姿が見えた(=屍人に見つかった)……という状況も起こりうる。

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『クロックタワー』

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往年のサスペンスホラー映画を下地に作られたホラーアドベンチャー。
不死身の殺人鬼「シザーマン」に追われる恐怖を描く。

一般的なホラーゲームが「主人公が感じる恐怖の体感」とすれば、本作は「ホラー映画を視聴する」 という視点で演出やゲーム性を構築している。
「ホラー映画を視聴しつつも、ストーリー進行に介入してヒロインを手助けする」 という独特な観点の作品である。

『3』は開発元が変わった為に別ゲーとなってしまったが、『1』・『2』は正体不明の殺人鬼から逃げる恐怖を存分に味わえる構成となっている。

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「逃げるしかない」というリアルな恐怖

もしもあなたが狂人、殺人鬼、虫の大群に襲われたらどうするだろう?
おそらく戦うよりも逃げるという選択を取る。 というより、それ以外に頭に浮かぶ選択肢は無いはずだ。 
このまとめで紹介した作品は、戦うという選択肢が無いものばかり。 逃げるしかないというリアルな恐怖を描いたものばかりである。 逃げる事が最善というリアルな恐怖を感じたい人はぜひこれらの作品をプレイしてほしい。