目次

  1. あらすじ
  2. 登場人物
  3. 鋭すぎる心理描写
  4. 目を奪われるほどの豪遊
  5. 終わりに

あらすじ

バブル崩壊直後の1994年。夫と二人暮らしの主婦・梅澤梨花は、銀行の契約社員として外回りの仕事をしている。
細やかな気配りや丁寧な仕事ぶりによって顧客からの信頼を得て、上司からの評価も高い。
何不自由のない生活を送っているように見えた梨花だったが、
自分への関心が薄い夫との間には、空虚感が漂いはじめていた。

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そんなある日、梨花は年下の大学生、光太と出会う。
光太と過ごすうちに、ふと顧客の預金に手をつけてしまう梨花。
最初はたった1万円を借りただけだったが、
その日から彼女の金銭感覚と日常が少しずつ歪み出し、暴走を始める。

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Main

登場人物

1

梅澤梨香 (宮沢りえ)
主人公。真面目で貞淑な銀行の契約社員だったが、顧客の孫である光太と出会い、不倫の関係に陥る。
初めは大人の見栄程度に恰好つけて浪費をしていたが、次第に光太を喜ばせるために尋常でない豪遊と、その資金源として行内の金を横領するようになる。

2

平林光太 (池松壮亮)
大学生。ふとしたきっかけで梨香と出会い危なげな恋を楽しんでいたが、金遣いが荒くなるにつれて彼女の存在を重く感じるようになる。

4

梅澤正文(田辺誠一)
梨香の夫。穏やかな性格だが妻が優位に立つのを良しとしない風を匂わせる。

6

平林孝三(石橋蓮司)
光太の祖父で梨香の顧客。相当な財産を持っていると言う。

5

相川恵子(大島優子)
梨香の同僚の女性。職場の上司と不倫していたり、少しリッチなモノを見せびらかしたりするなどして、無意識下で梨香を不倫と豪遊の道へとそそのかす。

3

隅より子(小林聡美)
梨香の同僚で仕事熱心な女性。ふとしたきっかけで梨香が横領を働いているのではないかと勘繰る。

7

名護たまえ(中原ひとみ)
梨香の顧客のひとり。梨香を信用して多額の投資をするが…

鋭すぎる心理描写

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光太と逢うための資金が底を尽き始めた梨香。初めのうちは心臓がちぎれるほどに緊張しながら顧客の金を奪っていく彼女でしたが、次第に慣れて作業と化していくさまに妙なリアリティを感じます。

目を奪われるほどの豪遊

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顧客から盗んだ金でつかの間の豪奢な生活を享受する梨香と光太。罪悪感をしのぐほどのまばゆさは、うっかり目が釘付けになるほど強烈です。

終わりに