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2010 03 03

多才という言葉だけでは和田誠を賞賛するのに、あまりにも言葉不足だと思う人は数知れないだろうと思う。イラストレーター・グラフィックデザイナー・アートディレクター・エッセイスト・装丁家・映画監督・アニメクリエイターなどなど、これでもかと思わせるほど多方面の貌を持つ見事なクリエイターである。

Tis makoto wada medium
Tis my motto illustrated medium
Tis smile medium

時代や時間、或いはトレンドといった一種の流行を超越して和田誠のイラストは存在し続けている。どうやってこのイラストのタッチは産み出されたのだろうと昔から思っていた、褒めちぎっておいてこう言うのも妙な感想ではあるけれど、和田誠のイラストには魅力を感じはするが、一見誰にでも描けそうな絵という印象はなかなか払拭することが出来ないでいた。しかし真似して描くことは出来てもオリジナルのモチーフやテーマで白紙から和田誠風のイラストを描くことは出来ないと思う。

Tky201112120005
Wada makoto european illustrations 001
Wada20110911

描いてみて、遠くから見た“和田誠”と近くから見た“和田誠”はその巨大さが、全てにおいてスケール違いだと思い知らされる経験をさせて頂きました。