ラストが悲惨なオチ!マンガまとめ

「えーこの人そんなに悪い人じゃないよね」っていうような人が、
これでもか!っていうくらい悲惨なラストを迎えてるマンガまとめました

闇金ウシジマくん

作者:真鍋昌平

ビッグコミックス 32巻以下続巻

主なストーリー展開は「金を借りる側・取り立てられる側」のサブキャラがメインで進んでいくから。じゃあどういうサブキャラが出てくるかと言えば、言うまでもなく総じてクズ。

ただ『怨み屋本舗』に出てくるような清々しいクズではなくて、「人間として落ちこぼれ」に近いクズ。

前者が「強いクズ」だとすると、後者のこの漫画は「弱々しいクズ」。だから少し同情できたりもするんですが、でもやっぱり何故まっとうな人生を送れないの…とヤキモキして、強烈な失望感にも襲われる。

出典: subcham.blog.fc2.com

闇金ウシジマくんは名前がキャッチーだったこともあって、
最初はギャグ漫画かな?と思っていた。

出典: sonoyama.biz

www.necoweb.com

Y氏の隣人

作者:吉田ひろゆき
1988年~2002年まで連載
ヤングジャンプコミックス:全19巻。

現実の隣に息をひそめた、自分を奈落へあるいは幸福へと転げ落とす誘い。

登場人物たちには無償で選択が与えられる。

その誘いを受けるか?否か?それに乗った者(といっても乗らないとお話にならないのだが)には効果が表れ、それを代償を払って続けるか、否か?最後の選択が与えられる。

何のことはない、悪徳商法と変わらないのだが、もちろん幸せになることも選択次第ではありうる。

出典: sakuhindb.com

短編オムニバスミステリー漫画。テーマは一貫して「人間のエゴ」。

星新一氏のショートショートなどが好きなかたは好きになる作品。

絵はうまいとは言えないが内容、テーマが奥深くいちいち考えながら、読んでいけるという楽しみがある

出典: www.amazon.co.jp

笑ゥせぇるすまん

~引用~
本作は、端的にいえば、『ドラえもん』の大人版かつブラック・ユーモア版であり、喪黒服造がドラえもんに、毎回の一期一会の「お客様」が野比のび太に相当する。

ただし、本作では客の方が実質的な主人公ともいえる。
引用先:http://ja.wikipedia.org/wiki/笑ゥせぇるすまん

大人から子供まで幅広く衝撃的な結末にトラウマを植えつけられた名作アニメとして語り継がれているが、その本質には人間なら誰しもが持ち合わせる心の弱さ、愚かさ、身勝手さが描かれており、「うまい話には用心せよ」という寓話的な意味合いが込められているため、見方を変えると人生の教訓となり得る作品であることも本作の特徴のひとつ

出典: dic.nicovideo.jp

ぼくんち

著者:西原理恵子
1995年~1998年
ビッグコミックスピリッツ :全3巻

読んでいる最中、時折登場人物が発する優しさや愛情を見て、本作を「泥濘の中に咲いた白蓮の花」と形容しようとした。

しかし、それは間違いではないかと考えるようになった。

いくら白蓮の花が美しくても、いずれは泥にまみれて腐る。

深遠な哲学を持つこうちゃんが人間的にはクズ以外の何者でもないようにである。

だからこそ神子は一太を外に出した。

「人間は日当たりのいい場所で生きなければ、どうしようもない」そんな著者の叫びが聞こえてくる。

逃げることは人間には重要で、さらに言えば、「闘い時」を間違えないことはもっと重要である。

出典: bookmeter.com

廃れた言葉かもしれないが一言で言うと「叙情性の昇華」

ものすごく惨めで悲惨な物語なのに 一見するとそれを感じない作者の手腕ながら見え隠れする「逃げ出したいほどの絶望」と「連鎖する貧しさと悲劇」が連作で描かれる

気がつかない読者は「下手な絵で下品な話だな」で閉じる絵本のようなものだがひとたびその隠れた戒めと低い目線と警鐘に気づくと心の中に何とも晴れることのない影が残る

それが苦にならない要因が「色彩」と「笑顔」である

出典: sakuhindb.com

いかがでしたか

幸せってなんだっけ…って考えさせられる作品達です。

ちょっと重い気持ちになったりするけど

どこかにちょっぴり救いもあります。

keeper
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@keeper

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