原作を超えた!? 完成度の高すぎるアニメ作品3選!

アニメ化なんてしなくていいのに、という声がクールを終えるごとに聞こえてきます。確かに別媒体のものをアニメで全て再現しようというのは無謀、というか無理です。しかし、そこでオリジナル展開など入れようものならもはや顰蹙ものです。
そんな中でも、原作にほぼ忠実でありながらそのクオリティを落とすことなく、アニメ化に成功した作品が少ないながらも存在します。
ここではそんな作品を3つご紹介したいと思います。

とらドラ!

1つ目は原作竹宮ゆゆこで「とらドラ」です。
これはライトノベルも有名なのですが、それと同じくらい評価されているのがアニメ版のとらドラです。なんとアニメ放映当時、アニメの最終回と同じ月に原作の最終巻を刊行するという同時終結をやってのけました。これには一つ小話があって、アニメの最終回に合わせるべく、作者の竹宮ゆゆこはプロットを10巻で終わらせるように調整したとか。
この作品が評価されている理由は原作に忠実であったこと、物語を最後まで描き切ったこと、そして最終回に原作とは違うラストを持ってきたことだと思われます。そう、御法度と言われるオリジナル展開です。しかしこれは実際オリジナル展開と言えるほどの改変ではなく、おそらくせっかく原作と同時に終わるのだからちょっと変えてみるか、という感じのものだったと思います。けれどもこれが大好評で、一部の人からは原作のラストよりも良いとの声が挙がるほどです。
休みの日に一気に観賞するのも乙ですよ。

CLANNAD

2作目はあまりに有名なギャルゲーが原作の「CLANNAD」です。
この作品は京都アニメーションが作ったのですが、その映像美は圧巻です。キャラ絵だけ見て敬遠している友人に以前一期を徹夜で見せたのですが、見事に号泣し、そのまま二期に突入していました。
この作品が評価されている理由は、なんといっても物語の掘り下げ方でしょう。メインヒロインのルートに焦点を絞る傍らで、ゲームでは詳細に語られなかったサイドストーリーを見事に描き切っています。また、他のヒロインのストーリーを自然にメインヒロインルートに溶け込ませることに成功しており、起伏に富んだ見事な構成となっていました。
アフターストーリーと題した二期も大変クオリティが高く、号泣必至です。ぜひぜひご覧あれ。

生徒会役員共

ラストは下ネタ満載アニメ「生徒会役員共」です。
この作品は完成度がどうとかいうよりかは、声優のはっちゃけ度が並はずれて凄いです。一連の台詞の内、アドリブがほとんどを占めているんじゃないかと思われる場面があるほどです。
漫画という媒体では伝わりにくい感情の起伏やニュアンスを忠実に再現し、且つそれにその場で巻き起こるであろうノリを加えたことで清々しいほどの下ネタアニメとなりました。何も考えないで観られる作品ですので、疲れた時などはオススメです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
どれも大変クオリティの高い作品となっております。絶対に外れないと自負しています。
他にも紹介したいアニメは多数あるのですが、今回はここら辺で。
それでは良いアニメライフを。

keeper
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@keeper

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