目次

  1. 第十四章の「あらすじ」
  2. 第十四章の「見どころ」
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 さあ、「めんたいぴりり」の始まりです。
今回は感動的なシーンが目白押しです!!

第十四章の「あらすじ」

 ここ最近、八重山の様子がいつもと違い、元気がなく何か考え事をしている様だった。
 
 俊之は千代子に自分が作った明太子を試食してもらっていた。千代子は黙って笑顔でうなずいた。
俊之が求めていた味の明太子が完成した瞬間だった。
多くの困難や苦労を乗り越えて完成しただけに、俊之と千代子の思いには感慨深いものがあったのだ。
八重山は何かを言いだそうとしていたが、俊之と千代子の姿を見て、言い出せなかった。

 次の日、ミチエから八重山が神社で考え事をしていることを知った千代子は、神社へ行った。
そこには何か考え事をしている八重山の姿があった。
 千代子は八重山に「どうしたのか。」と尋ねると、八重山は静かに「「ふくのや」を辞めようと思っている。」と言った。
千代子はビックリした表情で「なんで?」と聞き返すと、八重山はさらに静かにこう語りだした。
 「(俊之とは)戦後の闇市で出会って、当たり前の様に(俊之の)そばにいた。(周りから)道楽だ、趣味だと言われながらも明太子を完成させた。
そんな(俊之を)見て、このままでは(自分は)ダメだと思い、田舎で自分の店を持ちたい。」と言った。
 千代子は「わかった。さびしくなる・・。」と言った。

 その日の夜、俊之は食用油を安値で大量に仕入れるため、倉庫を借りると言った。
俊之は「ふくのや」を大きくしたいと考えており、倉庫の責任者を八重山にしていこうという考えだった。
 千代子は八重山が「ふくのや」を辞める事を言おうとするが、俊之は自分の思いばかり立て続けに言い、千代子の話を聞こうとしなかった。
千代子は激怒した。そして、八重山が田舎で自分の店を持つために「ふくのや」を辞める事を言った。
 俊之は「「ふくのや」はどうするつもりなのか?あいつは(ふくのやの)人材だ。」と言って認めなかった。
 千代子は「八重山は俊之のものではない。」と激怒した。
 俊之は「俺は認めん。(八重山に)自分の店なんか持てるわけがない。」と激怒した。

 俊之は八重山を呼び、「俺は認めんぞ!!」と激怒。
 八重山は「お願いします。」と土下座をした。


 

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八重山が俊之に「ふくのや」を辞めさせて欲しいと土下座してお願いするシーンです。

 その後、松尾とミチエ、笹島が俊之に「八重山を応援したい。自分たちが八重山の分まで頑張るから、八重山を辞めさせて欲しい。」と土下座をしてお願いした。
俊之はさらに激怒して、「そんなに辞めたければ、今すぐにでも出ていけ!!」と言って部屋を去った。
八重山は千代子に、明日お得意先に挨拶をして、「ふくのや」を出ていく事を言った。

 八重山が「ふくのや」での最後の仕事の日を迎えた。俊之は心の整理がつかず、一人でふて寝をしていた。
千代子はそんな俊之をして、激怒してしまう・・・。
 
 とうとう、八重山が「ふくのや」を去る時が来た。
「ふくのや」のみんなは涙を流して、八重山との別れを惜しんでいたが、そこに俊之の姿はなかった。
千代子は、俊之がいないことに関して謝ろうとしたが、八重山は俊之の気持ちを分かっていたのだ。
 
 八重山が「ふくのや」を去ろうとすると、そこに俊之の姿が・・・。
俊之は「ふくのや」のみんなに「ちょっと来い!!」と言って「ある場所」へ連れて行った。
 そこは高級割烹料理店。八重山の送別会をするためだった。
俊之は八重山の「新たなる旅だち」を応援していたのだ。
 
 俊之は千代子や「ふくのや」の従業員に「あるもの」を用意していた。
それは中にお札が入った高級財布。俊之は日ごろからみんなに感謝をしており、家族の様に思っていたのだ。
俊之は八重山に「これを見て少しでも「ふくのや」のことを思い出してほしい。」と言った。
 八重山は涙を流して、「ふくのや」のみんなにお礼を言った。
俊之は八重山に「お前がこの「ふくのや」を支えてくれた。」と言ったが、
八重山は「ふくのや」を支えているのは千代子だと言った。
 千代子も俊之に言われて、一言を・・・・。
 
 こうして八重山は、自分の店を持つために「ふくのや」からの旅立って行った。
そして「ふくのや」は新たな時代を迎えることになる・・・。

第十四章の「見どころ」

 この回の見どころは3つある。
 まずは、俊之や千代子の姿を見て、八重山が「このままではいけない。」という焦りが生まれ、
「自分の店を持ちたい」という新たな目標を抱くようになる点である。
このことにより、八重山が「ふくのや」を辞める決心をする。
 併せて、他の従業員が八重山の為に一緒に土下座をして俊之にお願いしたシーンや、
八重山が「ふくのや」を去る時にみんなが涙を流して別れを惜しんでいたシーンから、
八重山がいかに「ふくのや」で慕われていたかがうかがえる。

 次に、八重山が「ふくのや」を辞めることに対しての、俊之の「心の葛藤」の様子が描かれている。
八重山が「ふくのや」を辞めることに対しての、俊之のショックは隠し切れないものがあったと感じられる。
八重山の送別会を高級割烹料理店で行った点から、
誰よりも俊之が八重山に対して「今までの労い」と「新たな旅立ちへの応援」の思いが強いと感じられる。

 最後に、俊之が千代子や「ふくのや」の従業員に「お札入りの高級財布」を用意していたシーンから、
俊之のみんなに対しての感謝の思いと家族の様に思っている気持ちが描かれている。
おさらいになるが、前回の第十三章で千代子が俊之の洋服ダンスから「高級財布」を見つけている。

次回はさらに「ふくのや」の発展につながる「大きな出来事」が・・・。
そして。その「大きな出来事」により、俊之と千代子は「ある人」と再会をすることになるのだが・・・。
次回をお楽しみ・・・。