目次

  1. 「かぶき町四天王篇」の基本データ
  2. 大まかなあらすじ
  3. みどころ
  4. お登勢さんが素敵すぎる!
  5. 人物モデルについて
  6. 黒駒勝男
  7. 寺田辰五郎
  8. 泥水次郎長
  9. かぶき町を愛するもの達が大集合!
  10. 超熱い!銀さんに向けられた新八の叫び。
  11. 長い旅路の果てに・・父と娘の再会
  12. まとめ

「かぶき町四天王篇」の基本データ

漫画では第二百九十七-三百九訓に掲載、コミックスでは第34-35巻に掲載されています。

アニメでは第210-214話で放映、 DVDは銀魂’3-4巻に収録されています。

俯瞰した視点から眺めると、この後のストーリー展開における「伏線」的な内容も含んでおり、登場人物の多さなどからも見どころ満載のエピソードになっています。

大まかなあらすじ

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ある日突然「アニキの舎弟にしてください〜〜」と銀時のもとへやってきた素っ頓狂な女の子、椿平子(ちんぴらこ)。
一見もっさりとして見えるこの少女、実は「人斬りピラコ」の異名を持つ極道の娘でした。
話を聞けば、このピラコのいたやくざ一家がかぶき町四天王の一角である「次郎長一家」によって潰されてしまい、彼女は行く所がなくなってしまった。それならばいっそのこと、かぶき町で一番強いと伝え聞いた銀時のもとで、この町を「真っ赤なお花畑にしたいんですよぅ」とにこにこしながら言うピラコに銀さんはイラッとしますが、放り出すわけにもいかず、とりあえず彼女を万事屋で預かることにします。

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翌日、ピラコと共に町を歩く万事屋。往来でたまたま極道者とトラブルになってしまい、はからずも銀さんは相手を殴り飛ばしてしまいます。「これで是が非でも次郎長と大げんかするしかなくなりましたね〜。わしと一緒に真っ赤なお花を咲かせましょうよ〜」とにたりと笑うピラコ。もとよりそんな面倒事に巻き込まれるなんて、銀さんはまっぴらごめんでした。

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そこで神楽が一計を案じました。生コンクリートに倒れた相手を入れて沈めてしまおう(!)という何とも乱暴な案!
でも他にこの状況から逃れるすべがなく、相手の極道をコンクリに入れていた所、運悪く通りかかったのが、黒駒勝男です。
彼はピラコが自分の組を潰した、と言っていた次郎長組の若頭でした。

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とっさにまだ固まる前の生コンの中へピラコと一緒に飛び込み、何とかその場は逃れる事に成功した銀さん。
ところがいざ出ようとすると、コンクリートが固まってきて出るに出られない!あせる銀さんに、ピラコが思いがけない一言を吐きました!

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実はピラコは次郎長の実の娘・泥水平子。彼女はかつて次郎長の親友でもあった極道(平子の母の実家)のもとで育ちました。
次郎長は母とピラコを捨て、自分の組を大きくすることだけに執心してきた男。しかし同時に育ての親から、「昔の次郎長には『花』っていうもんがあった」と幾度となく聞かされて来た平子には、次郎長にもう一花咲かせてやりたい、そして「父」を自分に振り向かせたい、という強い気持ちがあったのです。
その計画で一番邪魔な存在、実はそれがお登勢でした。
何故ならお登勢は次郎長の組とは相対する四天王の一角であり、なおかつ次郎長が若かった頃の「想い人」だったから。

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その頃、かぶき町某所にはただならぬ緊張が漂っていました。
そこにはお登勢、西郷、華蛇、そして滅多にそういう場には顔を出さなかった泥水次郎長の姿も。
勢力図の均衡が危うくなっている今、いらぬ戦争を起こさぬため、四天王達がお互いの方策を出し合うためでした。
孔雀姫の異名を持つ華蛇の提案で「かぶき町での私闘をこれより一切禁じる。それに反した勢力は、残り3つの勢力によって徹底的に叩き潰される」と決まりますが、それが決まった早々に平子の計略により、「銀時(お登勢一家)が黒駒勝男(次郎長組)を斬って逃げた」という話をでっちあげられてしまいます。
その結果、次郎長は単独でお登勢を討ちに行くことに。

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平子の話からお登勢の危機を察知した銀時。
降り出した雨の中、おそらく彼女が向かうであろう、夫(寺田辰五郎)の墓に走ります。
そしてたどり着いた墓前には、唇の端から血を流し倒れているお登勢の姿がありました。
そのそばには悠然と煙管を吹かす次郎長が。

一瞬後、次郎長に向かっていく銀時の形相は完全に白夜叉でした。
その獣のような鬼気迫る表情に、さすがの次郎長も背筋がすくみます。

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しかし、酸鼻を極めた攘夷戦争の初期から闘いに参じていた次郎長の方が銀時よりも力は上。
銀さんはあえなく地面に転がされてしまいます。


倒れた銀時の脳裏に浮かぶのは、雪の降る日にこの墓の前で初めてお登勢と出会った時のこと。

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行き倒れかけていた銀さんの命を救ったのは、お登勢が墓前に備えたまんじゅう。
そして彼女の懐の深さでした。

この日銀時は墓の中にいるお登勢の夫、辰五郎に誓ったのです。
「この恩は忘れねぇ。
アンタのバーさん 老い先短い命だろーが、この先は・・・
アンタの代わりに 俺が護ってやるってよ」

動かぬお登勢、雨の中で倒れたまま「バーさん・・・」とつぶやく銀さん。

お登勢の命は?そしてかぶき町の勢力図はどうなってしまうのでしょうか?

みどころ

お登勢さんが素敵すぎる!

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自分を斬りに来た次郎長に向かい、お登勢が言った台詞がすばらしかったです。

「あたしゃ勢力なんて 一人たりとも持っちゃいない。
私だけで終わりにしとくれよ。
・・・アイツら なーんの役にも立たない・・・
ただの私の家族さ」


お、お登勢さんっっっっっっっ!!T_T

人物モデルについて

黒駒勝男

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泥水組の若頭、黒駒勝男。
いかつい顔に似合わず、ペットの飼い犬メルちゃん(♀)にはめっぽう甘々な面も持つ、いわゆるやーさんです。
モデルになっているのは、幕末・清水次郎長のライバル的な侠客であった黒駒勝蔵。

寺田辰五郎

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お登勢の亡くなったご主人、寺田辰五郎。
史実上の新門辰五郎がモデルです。
新門辰五郎は、江戸時代後期の鳶頭、火消し、侠客として有名な人物でした。
これを見る限りでは、銀さんと土方さんを足して二で割ったような雰囲気のイケメンですね。

泥水次郎長

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泥水組の組長、泥水次郎長は、ご存知清水次郎長がモデル。
清水次郎長は、本名を山本長五郎といい、幕末期の有名な侠客でした。
銀さんからも「ガングロじじい」と言われていますが、確かに肌がかなり浅黒いですね。
髪が真っ白な所は銀さんに似ています。

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そしてこれは、若い頃の次郎長、お登勢、そして辰五郎。
ライバルの晴れの日を心から祝う次郎長の目が優しい。
そしてお登勢はめっちゃキレイ!(月日の流れは残酷だ・・・WWWW)