目次

  1. 第十一章の「あらすじ」
  2. 第十一章の「見どころ」
  3. 第十一章の「見どころ」
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さあ、「めんたいぴりり」の始まりです。
ついに、「怪しい男」と「偽物の明太子を作った店」が明らかになります。

第十一章の「あらすじ」

 風呂場の「覗き事件」があった次の日、笹島は偽物の明太子を売りに出している天神の店に偵察に行く。
丁度その頃、松尾が裏の塀を直していた。ミチエが「怪しい男」に風呂場を覗かれたからだ。
 
 その後、でんさんに、明太子を真似する店が出てきたことを言われると、
俊之が「美味しいものを作りたいと思うのは人間の性。」だという。
 でんさんから、特許を取るようにすすめられるも、
俊之は単なる明太子は惣菜だから、特許はとらないという。
 でんさんは千代子にも俊之に特許を取るように言ってくれというが、
千代子も明太子のことは俊之に任せているといった。

 丁度その頃、笹島は天神の店に偵察に来ていた。店に近づいていくと、明太子が売られていた。
そこへ、店主の娘が店から出てきた。
笹島は、売られている明太子の値段を見て、一腹60円は高い。という。店主はサービスして一腹50円に安くするといった。
 笹島はなぜ、明太子を作り始めたかを店主に尋ねると、店主は「明太子の味の深さに惹かれた」と言った。
笹島は「ふくのや」の明太子に似ていると指摘すると、黙ってしまった・・・。
娘は「絶対美味しくするもんね。」と言った後、店主は店に戻っていった・・・。

 その後、笹島は店主の娘を呼び出して、こう言った。
「明太子は「ふくのや」が作り出したものである。」と・・。
娘はお父ちゃんも「ふくのや」より美味しい明太子を作るよう頑張っている。」というが、
笹島は「ふくのや」の主人を真似できる人はいない。」と言った後、
「人が作り出したものを真似するようなことをして、泥棒と一緒じゃないか?」と言った。
娘は「泥棒じゃない。お父ちゃんも一生懸命頑張っている。」と怒って店に戻っていった・・・。

 笹島が「ふくのや」に戻ると、松尾が「スパイが来るから見張る。」といい、ミチエに「安心してお風呂に入っても大丈夫。」という。
笹島に「そういって、自分が覗くんじゃないですか?」とからかうと、松尾はむきになって怒った。

 その頃、俊之は明太子を作っている所に千代子が「明太子を出す店がふえているらしいね。気にならんの?」と聞くと、
俊之は「別に気にならない。」答えた。千代子はそこが俊之のいいところだといった・・・。

 その後、松尾がこの前風呂場を覗いた男を捕まえる。その男は偽物の明太子を売り出している天神の店の主人だった。
従業員が男を捕まえると、俊之が男の腕を放すよう言った。
 天神の主人は俊之に、「(俊之に)負けんような明太子を作りたくて・・・。」と言った。
笹島は「あなたには無理です。」と言うと、天神の主人はどうしても「ふくのや」の明太子の味に勝てない。」と言った。
そして、天神の主人は「初めて明太子を食べた時、感激してそのうち自分で作りたくなった。」と言った。
 それを聞いた俊之は、天神の主人に「ありがとう。」とお礼を言い、「嬉しい。自分にとって最高の褒め言葉。」と言った。

 そして、天神の主人にめんたいを作っている場所を案内し、材料を見学してもらった。
俊之は明太子の作り方について語りだした。

 次の日、ミチエの様子がおかしい。ミチエは父に見合いするよううるさく言われていたのだが・・・。
ここから先は次回へ続く・・・・。

第十一章の「見どころ」

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 俊之が天神の主人を明太子を作っている場所に案内し、明太子について色々教えているシーンです。
ここからも、俊之の「寛大さ」と「明太子に対してのこだわり」が見られます。

第十一章の「見どころ」

 今回の見どころは、前回登場した「怪しい男」が明らかになる。
「怪しい男」とは、「偽物の明太子を売り出している天神の主人」だったのだ。
天神の主人は「ふくのや」の明太子の味に惹かれて、自分も明太子を作りたかったのだ。
 俊之は、天神の主人を責めずに、明太子の作り方や材料について語りだしたのだ。
それは「(俊之が)作った明太子が美味しい。」と言われたのが嬉しかったのだ。
 俊之は「明太子」を自分の儲けとして独占するわけではなく、
「美味しいものは作りたくなるのは人間の性ある。」という考えがあり、
明太子を広めたいという強い思いがあったからだと感じる。
 この出来事が明太子が「福岡土産の代名詞」として広まるきっかけとなるのだ。

 もう一つは、松尾のミチエに対しての「純粋な恋心」が描かれている。
この回では、松尾がミチエに対して尽くすシーンが所々見られる。
「ふくのや」のみんなにからかわれて松尾が照れたり、ムキになるシーンも注目であり、
見ていて微笑ましく感じる。

 最後は、前にも登場した、スケトウダラと俊之の掛け合いのシーンである。
北海道産のスケトウダラが何故か博多弁でしゃべっている点が面白い。
このシーンでは、まさしく華大らしい面白さを感じている。
短いシーンではあるが、面白さがギュッと詰まっている。

 次回は「松尾の恋物語」が大きく展開する「きっかけ」となる出来事が・・・。
次回もお楽しみ・・・。