目次

  1. 杉基イクラとは?
  2. 『Variante -ヴァリアンテ-』
  3. 『サマー・ウォーズ』
  4. 『ナナマルサンバツ』
  5. 杉基イクラ作品まとめ

杉基イクラとは?

『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)にて(「くおん摩緒」名義で)2000年8月号から『テイルズ オブ デスティニー』(以下『TOD』)を連載する(それ以前に、TODに関しては彼女自身が同人誌にて題材にしていた)。
その後、ペンネームを現在の「杉基イクラ」に変更し、『ドラゴンエイジ』(富士見書房)にて『Variante -ヴァリアンテ-』と、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』(原作:桜庭一樹)のコミカライズを担当した。『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価され、現在は、『月刊アフタヌーン』(講談社)や『月刊ヤングジャンプ』(集英社)などの青年誌で活動中。

出典: JA.WIKIPEDIA.ORG

杉基イクラさんは等身大のキャラクターを非常に魅力的に描く女性漫画家さんです。デフォルメされたキャラの多い日常系4コマ漫画とは全く違って、リアルな若者の姿を描いています。それでは杉基イクラさんの作品をご紹介します。

『Variante -ヴァリアンテ-』

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武蔵野市御殿山で、一家殺人事件が発生する。事件は「コード5(ファイブ)」と呼ばれ、通常の事件とは異なるルートで処理されることとなる。数日後、同事件を担当した調査員・須堂ヒロミは気になる連絡を受ける。事件の被害者の少女・宝生アイコが息を吹き返したというのだ。須堂はアイコを収容している研究所へ急ぐ。そこで耳にしたのは、アイコの生還は「異常」であり、決して奇跡では収まらない事象だという話だった。事実、アイコは左腕に「異形」を宿していた。

出典: JA.WIKIPEDIA.ORG

こちらは杉基イクラ名義での初連載作品になります。絵柄からもかなり暗い雰囲気を受けると思いますが、内容もかなり重いです。ラストの終わり方にもかなり衝撃を受けるかと思われます。

『サマー・ウォーズ』

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こちらの『サマー・ウォーズ』漫画版で初めて杉基イクラさんを知った方も多いのではないでしょうか。
映画版とはまた違った趣があるので、ぜひ一度見てください。

『ナナマルサンバツ』

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「競技クイズ」を題材とした漫画。タイトルは早押しクイズの形式の1つ「7○3×」に由来する。
『全国高等学校クイズ選手権』などのテレビ番組をはじめとして、普段何気なく触れているクイズを入り口に[2]、クイズ初心者の視点から競技クイズが描かれている。そのため、本作ではクイズ番組を意識した描写が随所で見られる。また、リアルなクイズ業界を描くために、長戸勇人などが在籍するクイズ制作会社セブンワンダーズが監修として協力している。

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主人公・越山識は、ひょんなことから新入生歓迎会で「クイズ研究会」による早押しクイズ大会に参加することになる。クラスメイトの競技クイズ経験者・深見真理の押しに圧倒され、最初は戸惑うばかりだった識だが、彼女の押しを見ているうちに、「早押しクイズの問いには答えを確定できるポイントがある」ことを理解する。そして知識と推理を駆使して難問に正解し、それまで経験したことのない感動を得る。
その後、真理に知識量を見込まれ、新入生向けのクイズ大会に誘われた識は、そこで0.1秒を争う「競技クイズ」の世界を目の当たりにする。大会で出会った御来屋千智の実力に圧倒されながらも、識は競技クイズにのめり込んでいく。

出典: JA.WIKIPEDIA.ORG

現在も『ヤングエース』(角川書店)にて連載中の『ナナマルサンバツ』です。
ただのクイズではなく『競技クイズ』をテーマにしています。中々コアなテーマですが、中身は王道の青春漫画になっています。仲間と成長し、ライバルと競いあうことで成長していく展開はクイズに詳しくなくても楽しめます。
むしろクイズに詳しくない方にこそ読んでほしいです。一般的なクイズ問題から、クイズにまつわる小ネタまで満載ですから、これを読むとクイズ全般に詳しくなれます。コミックスには漫画内で取り上げた以外のクイズも載っているので、実際に知識を蓄えることができます。
本気でクイズに取り組んでいるから早押しでの緊張感はまさに手に汗握ります。決してただ楽しんでいるだけのクイズ漫画ではありません。その緊張感を出せるのが杉基イクラさんの画力の凄さだと思います。

杉基イクラ作品まとめ

他にも短編作品をいくつか出していて、特に評価を受けているのが『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』(原作:桜庭一樹)です。こちらは『Variante -ヴァリアンテ-』よりも暗いお話ですので読む時にはお気をつけください。少なくとも『ナナマルサンバツ』から杉基さんを知った方は驚かれるでしょう。
物語の雰囲気はかなり変わっていますが、むしろ『Variante -ヴァリアンテ-』のようなお話を書いていたからこそ、『ナナマルサンバツ』のキャラクターたちの表情がより細かく描写されていると思います。
本気でクイズに取り組む少年たちの戦いが見られる『ナナマルサンバツ』から、杉基イクラさんの描く青春を体感してください。