可愛い妖怪奇譚♡『ブッキラによろしく!』の魅力

タヌキみたいな妖怪・ブッキラと、ポンコツ少女タレントの凸凹カップルが織り成す妖怪奇譚・『ブッキラによろしく!』。1985年、少年チャンピオンにて連載されていたこの作品の魅力をざっくりまとめました。

あらすじ・ストーリー

根沖トロ子は、ドジでノロマなテレビタレントです。番組に出るたびに騒ぎを起こし、番組をメチャメチャにする疫病神(やくびょうがみ)なのです。
ところが東西テレビでは、なぜかそんなトロ子の機嫌をとってまで彼女を使おうとするのです。

出典: tezukaosamu.net

三流雑誌の記者・間久部緑郎、通称・ロックは、その秘密を探るうち、東西テレビの13号スタジオに住みついた妖怪・ブッキラを見つけ、ブッキラにひどいいたずらをされてしまいます。

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実は13号スタジオでは、3年前から怪現象が起こって被害者が続出していたのです。ところがトロ子が出演するときだけは何も起こらないのです。それは、トロ子がブッキラの恋人だったからでした。

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妖怪と人間が恋人同士…?!

一見〈ペットと飼い主〉のような関係にみえるブッキラとトロ子。けれども作品内で"愛し合ってる"と公言している言わば公式カップルなんです…

超絶マイペースなヒロイン・トロ子

眠そうな瞳が印象的なヒロイン・トロ子。

ドラマの台本は覚えないし、バラエティーではトンチンカンな受け答え、わがままを言って周囲を困らせる彼女。(こんな女どこがいいのか、ブッキラ…?!)と思いつつも、気がつけば一本筋の通ったマイペースさに、読者は思わずメロメロになってしまいます。

縁の下のイケメン、間久部も

いわくつきアパートに引越し、怪奇現象に見舞われているシーン

ひょんなことからブッキラとトロ子に出会った三流ルポライター・間久部。利己主義を気取りながらも、トロ子やブッキラの危険には身体を張って守っちゃうカッコイイお兄さんキャラが魅力です。

いかがでしたか?

手塚治虫が贈るフシギ可愛いラブコメのこの作品。気になった方は、下記サイトにてお試し読みを♪

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