ベイマックス / Big Hero 6

ベイマックス / Big Hero 6

『ベイマックス』とはウォルト・ディズニー・アニメーションが2014年に公開した、少年と心優しいロボットの絆と冒険を描いたヒューマン・ヒーロー映画である。原作はディズニー初のマーベルコミック『ビッグ・ヒーロー・シックス』。兄の死で心を閉ざした14歳の天才少年ヒロ。兄が開発したケアロボット”ベイマックス”や友人達と共に、ヒロが兄を失った怒りと悲しみを乗り越えてゆく成長と冒険の物語。ロボットと少年の絆を描くヒューマンドラマと、科学を用いたヒーローアクションの両方が魅力的に描かれている。

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ベイマックス(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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ディズニー100 フィルム・フェスティバルのイベント・作品まとめ

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『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』とは、ディズニー創立100周年を記念して行われる映画の祭典。過去に公開されたディズニー映画の中から厳選された作品が、全国100か所の映画館で1日だけ特別上映される。『アナと雪の女王』、『ベイマックス』、『シンデレラ』、『モアナと伝説の海』、『リトル・マーメイド』、『ズートピア』、『塔の上のラプンツェル』、『ファンタジア』の計8作品を、2023年10月の毎週土日限定で見ることが可能。9月24日には公開直前のイベントも実施される。

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ディズニーの歴代プリンセスまとめ

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ディズニープリンセスとは、これまでに制作されたディズニー作品に登場するプリンセスたちの総称である。白雪姫、シンデレラ、オーロラ、アリエル、ベル、ジャスミン、ポカホンタス、ムーラン、ティアナ、ラプンツェル、メリダ、モアナ、ラーヤがアメリカ公式サイトで発表されているディズニープリンセスだ。その他、ソフィアやヴァネロペ、エレナなどもプリンセスとして扱われることがある。

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【アナと雪の女王】歴代ディズニープリンセスと異なる新しい愛の形【比較考察まとめ】

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『アナと雪の女王』とは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による2013年公開のアメリカ合衆国の映画である。日本では『アナ雪』の略称でも呼ばれ、大ヒットを記録した。ディズニー史上初のダブルヒロインともなる今作で描かれるものは、従来のディズニープリンセスの映画では描かれてこなかった愛の形がある。アナ雪で描かれる愛の形について、他のディズニープリンセス作品と比較しつつまとめていく。

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トイ・ストーリーシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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『トイ・ストーリー』シリーズとは、ピクサー・アニメーション・スタジオが1995年から作成した『トイ・ストーリー』をはじめとする長編アニメシリーズ。1999年に『トイ・ストーリー2』。2010年に『トイ・ストーリー3』、2019年に『トイ・ストーリー4』が公開された。人格があるおもちゃを主人公としたストーリーで、1作目である『トイ・ストーリー』は世界初のフルCGアニメーション作品として注目を集めた作品。ここでは、そんな『トイ・ストーリー』シリーズに登場する数々の名言を紹介。

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ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』とは、2022年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の3Dアニメーションアドベンチャー映画。『ベイマックス』も手がけた監督ドン・ホールの描く、科学的な知識に基づいた奇妙な地底世界に、対立する祖父・父・孫の親子3代の冒険家が挑むストーリーになっている。危険な冒険の中で冒険家親子は自然と、家族と共生する生き方を受け入れていく。また本作はキャラクター設定にポリティカル・コレクトネスへの配慮が多分に見受けられることでも話題を集めた。

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アラジン(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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ディズニー製作の大ヒットアニメ映画。 貧しい青年アラジンが王女ジャスミンと出会うことから話は始まる。 願いを三つ叶えてくれるランプの魔人・ジーニーは貧しいアラジンを王子に変身させ、ジャスミンとの恋の成就を後押しする。 しかし、最大の敵であるジャファーの魔の手が忍び寄るのであった。 アラジンとジャスミンが魔法の絨毯で空を舞う際に流れる「ホール・ニュー・ワールド」は珠玉の名曲として知られる。

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ムーラン(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ムーラン(原題:Mulan)』とは、アメリカのディズニーで1998年に制作された、古代中国を舞台としたディズニー映画である。中国の伝説の人物である「花木蘭」をモデルに描かれている作品。2020年には実写映画化もされたが、こちらの作品は多くの波紋を呼んでいる。古くからのしきたりに従う周囲に求められる女性としての自分、自分らしく振る舞いたいという気持ちを持つ自分とで葛藤をするムーランが、父の代わりに男装して出兵することをきっかけに多くの困難を乗り越える過程と成長する姿を描いた物語である。

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トイ・ストーリー3(Toy Story 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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ピクサーによる生きたおもちゃの物語3作目です。おもちゃで遊ばなくなったアンディと、遊んでほしいおもちゃたち。大学に同行するカウボーイ人形のウッディ以外は、捨てられたと思い込んで保育園に寄付される道を選びます。そこが、おもちゃの楽園に見せかけた地獄だとも知らずに。容赦ない展開と冒険に手に汗握る、それでいて爽快にして感動の物語です。ジョン・ラセター製作総指揮、リー・アンクリッチ監督。

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Mr.インクレディブル(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『Mr.インクレディブル』とは、ディズニー配給・ピクサー製作、ブラッド・バード監督による長編フルCGアドベンチャー・アニメーション映画。一般市民として暮らしていた驚くべき怪力を持つ元スーパーヒーローが、謎の伝言が届いたことから、再びスーパーヒーローとして同じように特別なパワーを持った妻や子供たちとともに邪悪な敵に立ち向かう。2004年製作・アメリカ作品。

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カーズ(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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「カーズ」は2006年6月9日に公開のピクサーによって制作された長編アニメーション映画作品。第64回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞を受賞。車の世界を舞台にした圧倒的なスケールとスピード感溢れる映像、そして温かい物語のラスト。名曲も多いと話題の映画。期待のレーシングカー、ライトニング・マックィーンが小さな町の住人たちとの出会いをきっかけに大切なものを学び成長していく物語。

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リメンバー・ミー(Coco)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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「リメンバー・ミー(Coco)」とは2017年に公開されたアメリカのフルCGアニメーション映画作品。ピクサー・アニメーション・スタジオの劇場公開長編第19作目。家族に反対されながらもミュージシャンを志す少年が死者の世界に迷い込み、自身の先祖に関する秘密を知っていくストーリー。家族の絆をテーマとしている。

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トイ・ストーリー2(Toy Story 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー2(Toy Story 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョン・ラセター監督による、生きたおもちゃたちの冒険を描くアニメ映画の2作目。アンディ少年の親友、カウボーイ人形のウッディは、実はプレミア人形。おもちゃ屋の社長にビジネスの道具として持ち去られた上、オフィスのおもちゃ達からいずれ持ち主から忘れられると聞き、帰るべきか迷います。一方、アンディの部屋では捜索隊が組まれてウッディの救出に向かうのでした。前作以上に見せ場もメッセージも盛り込まれています。

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美女と野獣(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

美女と野獣(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『美女と野獣』(原題:Beauty and the Beast)は2017年にアメリカで制作された映画。1991年に制作された、ディズニーアニメーション不朽の名作を完全実写化。魔女の呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまった王子と、孤独を抱えながらも前向きに生きる美しい娘ベルが出会い次第に惹かれあっていく模様を描く。愛すること、信じ抜くことを描くファンタジーロマンス。

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魔法にかけられて(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

魔法にかけられて(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『魔法にかけられて』とは、2007年にウォルト・ディズニー・ピクチャーズが製作したミュージカル映画。ディズニー伝統のアニメーションと実写を融合し、過去のディズニー作品からのセルフパロディや楽しいミュージカルナンバーを随所にちりばめて描いたファンタジック・ラブ・コメディ。王子との結婚式の日に魔女に騙されて現代のニューヨークへと送り込まれたおとぎの国のプリンセス・ジゼルは、見知らぬ世界の中で困り果てていた時、弁護士の男性・ロバートと出会い、やがて彼に惹かれていく。

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モンスターズ・ユニバーシティ(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターズ・ユニバーシティ(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターズ・ユニバーシティ』とは、2013年にディズニーとピクサーによって制作された映画である。略称は『MU』。2001年に公開された『モンスターズ・インク』の続編で、最強の怖がらせ屋のモンスター・マイクとサリーの大学時代が舞台となっている。夢に向かってひたすら努力をするマイクと、才能に頼って努力を怠けるサリーの出会いと成長を描いた冒険物語になっており、マイクとサリーの関係性の変化や、前作とのつながりが描かれている。

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カーズ2(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カーズ2(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2011年7月30日公開の大人気カーズシリーズの第2弾。ピクサー映画で「トイ・ストーリー」シリーズ以外で初めての続編長編作。ジョン・ラセターとブラッド・ルイスの共同監督。カーズの主人公「ライトニング・マックィーン」が仲間たちと一緒にワールド・グランプリに出場する。初めてレースについてきた親友の「メーター」がスパイと間違われ悪の組織と闘うことになる。メーターが大活躍する友情がテーマの物語。

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塔の上のラプンツェル(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

塔の上のラプンツェル(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『塔の上のラプンツェル』とは、2010年11月24日にアメリカで公開された、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが製作の第50作目の長編アニメーション映画である。バイロン・ハワードとネイサン・グレノが共同で監督を務めた。魔法の髪を持つ少女ラプンツェルは幼い頃、魔法の髪を独り占めしようとしたゴーテルにさらわれ、森の中の塔で育てられた。塔から出ることを許されず、誕生日にだけ空に浮かぶ灯りを間近で見るのが夢だった。そんな所に現れた青年フリン・ライダーとその灯りを見に行く旅に出る。

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モンスターズ・インク(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターズ・インク(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターズ・インク』とは、ディズニーとピクサー製作の長編3DCGアニメーション映画。公開前から、ユニークで愛らしいキャラクターが脚光を浴び、2001年、全米で記録的な大ヒットとなった。夜な夜な子どもたちを脅かすくせに実は子どもが大の苦手というモンスターたち。彼らの世界に小さな女の子が紛れ込んだことから巻き起こる騒動を友情と愛情を織り交ぜてコミカルに描く。ベテランアニメーター、ピート・ドクターの初監督作品。

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ムーラン2(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ムーラン2(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ムーラン2(Mulan II)』とは、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作、ディズニーの人気作品『ムーラン』の続編である。『ムーラン』の物語から1ヵ月後、主人公のムーランとシャン将軍が新たな任務を受け、旅に出る物語である。そのため、前作とリンクする部分も多々見受けられる。2005年にアメリカで公開された。日本では劇場での公開は無かったが、2004年に先行してビデオで販売された。一方で、主要キャラクターの中には今回新たに登場する者もおり、新しい『ムーラン』を見せることにも成功している。

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ノートルダムの鐘(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ノートルダムの鐘(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ノートルダムの鐘』とは、1996年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品で、容姿が醜いことで周囲から酷い扱いを受けるカジモドが1人の女性に恋をする物語である。ディズニー作品といえば、プリンセスとプリンスが結ばれるストーリーで、年齢問わず楽しめるテーマが多い。一方で、今作は社会問題の1つである「差別」をテーマとした描写が見られ、歴史上差別対象となった「ジプシー」と呼ばれる民族が登場することからディズニー映画の中でも大人向けで異質なストーリーとなっている。

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アナと雪の女王(アナ雪)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アナと雪の女王(アナ雪)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「アナと雪の女王」はアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画。 日本ではアナ雪の略称でも呼ばれる。 王家の娘、2人の主人公アナとエルサを待ち受ける過酷な運命を描く。 大人から子供まで楽しめるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの名作。

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トイ・ストーリー(Toy Story)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー(Toy Story)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ピクサー製作、ジョン・ラセター監督による長編アニメ映画。人間の目がない所でおもちゃが動くという設定に、独自の味付けが成されています。古いカウボーイ人形のウッディは、新しくやって来た宇宙飛行士人形バズにより持ち主の「一番のお気に入り」の座を奪われます。その逆恨みが元で様々な困難に見舞われるのでした。厳しい現実をユーモラスに描きつつ、友情や冒険の要素も盛り込んだ、大人も子供も楽しめる作品です。

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シュガー・ラッシュ(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

シュガー・ラッシュ(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『シュガー・ラッシュ』とは、アメリカ合衆国で2012年11月2日、日本で2013年3月23日に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の第52作目のアニメーション映画である。監督はリッチ・ムーアが務めた。また、タイトルは作中に登場するアーケードゲームの名前でもある。ゲームの世界で悪役を演じるラルフは、ヒーローになる夢を叶えるため潜り込んだレースゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界で少女ヴェネロペと出会い、二人は互いの夢のために協力することになる。

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ベイマックス / Big Hero 6のレビュー・評価・感想

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ベイマックス / Big Hero 6
9

想いはかたちを変えて、愛する人のもとへ帰ってくる。そう感じた映画でした。

私は、この映画に深い兄弟愛を感じました。
主人公のヒロが大好きだった兄を失い、心を閉ざしていたときに現れたのがケアロボット「ベイマックス」。落ち込んでいたヒロを支え、仲間と出会うきっかけをつくったベイマックスは、兄が作ったロボットでした。
初めはベイマックスの助けすら拒んでいたヒロが徐々に心を開き、ベイマックスを仲間と感じられるようになり、初めの明るいヒロに戻っていく姿に共感し、ずっとこのまま幸せに過ごすことが出来たらいいのにと感じていました。
しかし、そんなベイマックスが、ヒロの代わりに犠牲になってしまいました。私は、このシーンが1番悲しかったです。

ヒロにアームを渡したのですがその中にはチップが入っていて、最後のシーンでヒロの前にもう一度ベイマックスが現れ、主題歌の「Story」が流れたところで思わず涙がこぼれました。歌詞と映画の内容がマッチしていて、この主題歌も映画が終わったあとも何度も聴きました。
姿は消えてしまったとしても、愛情や誰かの想いは残り続ける、そしてまた愛する人のもとへ帰ってくる。この映画を観て、そんな希望を感じました。ぜひ、子どもだけでなく、誰か大切な人を亡くした方々に勧めたい心温まる物語です。

ベイマックス / Big Hero 6
8

ロボットと少年の愛情物語…だけではない。ディズニーが描く本格「戦隊ヒーローもの」映画は、ほのぼのではなく、ハラハラドキドキを与えてくれる!

『ベイマックス』と聞いた時、映画を見ていない人の多くが「ああ、あの白いフワフワのロボットと男の子の映画ね」と思うだろう。
半分正解で、半分不正解である。『ベイマックス』は日本公開時に付けられたタイトルで、米国でのタイトルは違う。『Big Hero 6』だ。つまりこの映画はヒーローもの映画なのである。

日本でヒーローものといえば「戦隊シリーズ」が有名だが、ほぼそれと同じだと思って問題ない。ある才能を持った若者が、敵を見つけ、敵を倒すために仲間とヒーローに変身して戦う。人間のヒーローは5人で、そこにロボットのベイマックスを入れて「6」になるのである。

では「ロボットと男の子の愛情映画ではないのか?」というと、そんな事はない。
ベイマックスは主人公ヒロの兄が作ったロボットである。ヒロと兄は両親を亡くし、叔母さんの家で仲良く暮らしていたが、ある日兄は亡くなってしまう。残されたのが、人をケアするためのロボットである、優しいベイマックスだった。
ヒロはヒーローになる時に、ベイマックスを改造して戦闘能力を付ける。ベイマックスはヒロの相棒となり、ヒロが悲しんだり落ち込んだ時には、元々のケアロボットとしての能力を発揮。ヒロがピンチの時には戦闘ロボットとして能力を発揮するのだ。

この映画のステージは架空世界の日本を模した世界で、それだけでも楽しめる。また子供には「物作りの素晴らしさ」「仲間の大切さ」「人への優しさ」「無限の可能性」など、ポジティブなメッセージを送ることができるだろう。老若男女問わずおすすめの映画である。

ベイマックス / Big Hero 6
9

いろんな話がごちゃ混ぜ

ヒロの兄が亡くなり…という話だとは聞いてました。
結構早い段階で兄は亡くなるのですが、それまでの短い時間で、兄タダシに惹かれました。
それくらいすごくいい人で優しくて、大好きなキャラです。
兄のその優しさに甘えていた部分のあったヒロからしたら、彼の死はほんとにショックだったでしょう。
そのあと、兄が作ったベイマックスにキレ気味だったのも理解できます。
でも、兄の仲間たちがいい人だったこともあり、ベイマックスと兄の仲間たちと敵に立ち向かうようになって良かったなあと思います。
ヒロが、いろいろ発明するところや、ベイマックスを改造して戦い系にするところもとてもよかったのですが、本作で一番心に残ったのは、ヒロがタダシのメッセージを受け取るところです。
ベイマックスには記憶をする能力があることは語られていたけど、それがこのような使われ方をするとは、さすがディズニーです。
すごく泣かせる展開だな、あざといとか思いつつ、結局号泣でした。
兄と弟の話、ロボットの話、スーパーヒーローの話といろんな話がごちゃ混ぜの作品ですごくおもしろかったです。
ラストシーンもかっこいいし、あそこで題名が出るとか、素敵な演出だなと思いました。

ベイマックス / Big Hero 6
9

思ってたんと違う

予告編で思っていたのとは違う話でした。兄貴の作ったベイマックスは、機械だからプログラムされたことを言っているだけなのでしょうが、そばにいるととても癒されそうなロボットだなと思いました。フォルムもモチみたいで日本人からしたらいいイメージしかないし、だきつきたくなります。主人公のヒロが兄貴をなくすところとか、思ったより映画の序盤に来て泣けます。兄貴の仲間たちはいい人たちだし、キャラも濃いなと思っていたら、思った以上に大活躍でした。そして、映画の最後にタイトルが出され、実はこの話はアメコミの戦闘モノの序章だったのか!とわかりました。このつくり、悪くないと思いました。ダークナイトとかルパンのテレビシリーズとかでありましたが、最後の最後にタイトルが出るのってなんかオシャレでかっこいいし、この映画はそれに意味があると思いました。戦い部分は、敵も娘の仇が取りたいという悲しい設定だし、ベイマックスとヒロが亜空間に取り残されたとき、ベイマックスがとる行動が予想できて、オチ前から涙が出てきました。他のみんなの活躍部分もあるし、とても面白かったです。続編が作れそうな映画ですので、、ぜひまた、みんなに劇場で会いたいなと思いました。

ベイマックス / Big Hero 6
10

映画 ベイマックスについて

2014年のアメリカ・ウォルトディズニーが製作した映画です。14歳の主人公のヒロといい、兄のタダシといい、日系のアメリカ人のようです。ストーリーは天才科学者として超名門の工科大学に在学しているタダシは、主に障害者や高齢者をサポートするケアロボットの開発に成功していた。兄が大学生ながらケアロボットを完成させたことも凄いのですが、弟・ヒロは更に光る才能を身につけます。非合法のロボットファイトで大人たちを押しのけて優勝するまでになっていたのだ。しかしヒロは、遂に警察に捕まってしまいます。釈放されたヒロを待っていたのはタダシです。ヒロを大学に連れて行くと、見たこともないような超能力的な発明であふれていました。ヒロはその大学が気に入り、お兄ちゃんと同じ学校に行くと心に誓いました。担当教授のキャラバンは、ロボットの試作品を見て完成度が高ければ大学入学を認めるといいます。そこでヒロが開発したのが『マイクロボット』です。見事マイクロボットで飛び級入学を勝ち得た天才ヒロは、発表会にマイクロボットを出展します。しかし、その発表会で火災が起きてしまいます。兄のタダシが火災に巻き込まれて亡くなってしまいます。しかも、マイクロボットも盗まれてしまいます。マイクロボットは通常複数の個体で動作するものですが、手元に残った一つのマイクロボットがどこかに行きたがっているように見えます。そんな時に充電を終え起動した、タダシのケアロボットがベイマックスと名乗ります。二人はマイクロボットを盗んで社会悪を生み出そうとしている犯人と戦うことを決めます。ケアロボットに強化スーツを着せるなど改造を繰返して、犯人にじわりじわりと近ずいていきます。犯人はなんと、キャラバン教授だったのです。壮絶なアクションシーンが続きラストはベイマックスが永久に孤独な世界に取り残され、ヒロを正常な世界へと導きます。しかし、ベイマックスはヒロの元に大切なログを残していたのです。ヒロの若気の至りに実直に対応するベイマックスの姿が頼もしくてかっこいいです。ストーリー展開の絶妙さも含め、ラストシーンは本当に感動的であり、奥の深い作品でした。

ベイマックス / Big Hero 6
10

日本人なら見ておいて損はなし!ヒーロー誕生の物語

ディズニーアニメーションでははじめての日本人が主役の物語。日本ではどうやら「心に傷を負った主人公が、優しいロボットに心を癒されていく物語」として売り出したようだが、実際に映画を鑑賞してみたらとんでもない!天才ゆえに性格のひん曲がった少年が、兄の死の真相を知り、復讐に燃えて優しいロボットを魔改造する物語でした。
やはり原作がアベンジャーズのマーベルなだけあって、ガッチガチのヒーロー誕生の物語で、内容はとにかく熱いです。主人公が天才というだけあって、最初からチートなのも面白く、それを支える兄や、友人たちとのやりとり、その全てが笑いあり、涙ありで、とにかく胸が熱くなります。
誰かを助けたいという優しい兄の気持ちを受け注いだロボットと、復讐に取り憑かれて我を忘れた主人公とのやりとりなんて、涙なしには見れません。字幕版、吹替版とありますが、私は断然吹替を推します。あの言葉を「ベイマックス、もう大丈夫だよ」と翻訳した方は天才ですね。
アメリカのヒーローものは、ヒーローが多くのものを失うのが定番のようですが、これも例に漏れずそういった要素が強くあります。それなのに鑑賞後に感じるカタルシスは、さすがディズニーだなと感じました。ヒーロー映画ですが、夢と未来への希望に満ちた物語です。最高です。

ベイマックス / Big Hero 6
7

タイトルなし

2014年に公開されたアメリカのアニメ映画です。
原作がアベンジャーズシリーズでおなじみのマーベルでしたが、当時はその事は知らず予告だけ見てたら制作がディズニーなので雪だるまのようなロボットが登場するキャラクター映画かと思ってみましたが、後にスーパーヒーロー系の作品と知りギャップに驚きました(笑)。
ベイマックスが元々ケアロボットとして作られたからか、本作は派手なアクションシーンもふんだんに盛り込まれていますが、全体的に癒し系の雰囲気があり(主人公ヒロの兄タダシが冒頭で死んでしまったのはシリアスでしたが)ベイマックスのなんとも可愛らしく無垢なキャラクターがそれを強調している印象です(敵となるキャラハン教授も娘を喪失したため犯罪に走っていますが娘は生きていたりと必要以上にシリアスにならないよう工夫している感じはします)。
また、天才少年のヒロは14歳で仲間として共にヒーロー活動をする面々も大学生と総じて若いため全体的に明るいノリで見やすい印象でした(マーベルが原作な為か、主人公が自分で装備を開発してヒーロー活動をする流れはアイアンマンを彷彿とさせました)。
余談ですが洋画ではなんちゃって日本がよく登場しますが(笑)本作の舞台はサンフランシスソウキョウという東京都サンフランシスコを融合させた架空の町という発想も面白く感じました。

ベイマックス / Big Hero 6
9

アナ雪よりおススメできるディズニー映画

最初はそこまで期待していない映画でしたが、観た後の感動は未だに忘れられません。
この映画を観てて思ったのは、様々な感情が詰め込まれているなと感じました。クスッと笑える場面もあれば、涙を流すシーン、また、次がどうなってしまうのかハラハラすることも…!
この映画は科学の力を使って問題を解決する映画なので、まさにこれからこうなっていくのかなぁと、未来の世界を想像することもできました。わたしはこの映画を観て、科学の力を使って便利な世の中になっていくのはいい事だと思いましたが、便利になっていくことで古き良き文化を失ってしまうのかな…と考えさせられる部分もありました。
そしてこの映画の題名となっている白いふわふわのベイマックスは本当に癒されました!ベイマックスは人の健康を管理するロボットなので、最初はロボットそのものの仕事しかしません。ですが、お兄さんを事故で亡くしてしまったヒロの心のケアをしていくうちに、ヒロとベイマックスの絆がどんどんと深まっていきます。これは映画を観てて誰もが感じると思います。
クライマックスのシーンは涙なしではみていられませんでした。ディズニーリゾートが35周年を迎え、ランドのパレードも新しくなりました。新しくなったパレードには、ベイマックスのフロートもできたみたいです。一度、ベイマックスを観てから、ディズニーランドへ行ってみてはどうでしょう?

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