目次

  1. あらすじ
  2. 実在した剣士、シラノ
  3. 日本でも歌舞伎に…?!
  4. まとめ

あらすじ

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剣術にたけてなおかつ雄弁な哲学者でもあるシラノ・ド・ベルジュラック。しかし大きな鼻にコンプレックスを持っていた彼は、従妹のロクサ―ヌへの想いをなかなか打ち明けられないでいた。そんな中、シラノはロクサ―ヌが美少年・クリスチャンを慕っており、そしてクリスチャンもまたロクサ―ヌに恋心を秘めていることを知る。

彼らの想いを優先し恋のキューピッドに甘んじるシラノ。そしてシラノは口下手なクリスチャンに代わって情熱的なラブ・レターを差し出す。これが功を奏してクリスチャンとロクサ―ヌは結婚する。

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しかし幸せな結婚生活もつかの間、ほどなくして戦争が始まり、戦地に赴いたクリスチャンはこの世を去ってしまう。悲しみに暮れるロクサ―ヌ。そしてシラノは自分がロクサ―ヌへのラブレターを代筆したことを墓まで持っていこうと決意する。

15年後、ロクサ―ヌは修道院へこもり、シラノは毎週土曜に彼女のもとで世間話をする日々を過ごしていた。そんな時に彼は15年前のクリスチャンのラブレターを朗読。その時彼女はふと、クリスチャンからのラブレターがシラノ作であることに気づく。

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自分が恋していたのはクリスチャンではなくシラノの恋文でまた彼自身であったことに気付いたロクサ―ヌ。しかし、シラノは戦中に受けた傷によって死期が近いことを悟っていた。

すがりつくロクサ―ヌの袖を振り払い、「俺が持っていく無傷のモノはこの鼻だけさ」と囁く。そして最後に"打てば響く毒舌の人、恋にもはやり、わが身を捨てし…"と墓碑銘をのこして息を引き取るのだった…

実在した剣士、シラノ

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シラノ・ド・ベルジュラック。17世紀の彫版

主人公シラノは実在した人物。けれども彼は初恋を胸に秘める純朴な騎士ではなく、放蕩無頼の浪費家だったそう。

日本でも歌舞伎に…?!

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日本でも早くから『白野弁十郎』の題で翻訳され、人気を収めました。

舞台は、幕末の京都。武士の白野弁十郎は朱雀隊の隊士で、いとこの千種に恋心を抱き続けていた。ところが、若い隊士の来栖から千種への思いを打ち明けられ、彼の代理で恋の歌を詠むことになる。2人は戦場に赴き、白野は恋の便りを送り続けたが、来栖は戦死。10数年後、白野は落ちぶれて、仏に仕える千種と再会する…。

出典: JA.WIKIPEDIA.ORG

武士道と騎士道、通じるモノがあるのかもしれませんね…

まとめ

一人の女性をそっと陰ながら支え続けた男性の淡い恋物語。シラノの純朴さに胸打つ、大人の女性は結構多いのではないかと思いました。