目次

  1. はっぴいえんど「夏なんです」
  2. Base Ball Bear「short hair」
  3. 流線形「レインボー・シティ・ライン」
  4. 一十三十一「夏光線、キラッ」
  5. haruka nakamura「Lamp feat.Nujabes」

はっぴいえんど「夏なんです」

細野晴臣氏の音楽、松本隆氏の詞はどちらも日本の音楽シーンに大きな影響を与えましたが、中でもはっぴいえんど「夏なんです」は、少年の目線から、美しさと鬱陶しさを合わせ持つ夏を描き出した不朽の名曲と言えるでしょう。

Base Ball Bear「short hair」

下北沢発、10年以上の活動暦のあるバンドベースボールベアーは、これまで思春期の少年少女たちのひねくれていたり、苦しかったりと揺れる心情を歌い上げてきました。

「short hair」は作詞作曲を担当するギターボーカルの小出さんにとってはめずらしいとさえ言える、ド直球なラブソング。MVの爽やかさも相まって、たった今思春期を経験している少年少女のみならず、大人も「あの頃」を思い出すような曲に仕上がっています。

流線形「レインボー・シティ・ライン」

夜のドライブにもうってつけな、流星形の楽曲。シティ・ポップと聞くと、過去よりも現在に焦点の合った音楽のように感じるかもしれません。

しかし流線形は、ルーツに山下達郎さんなど日本のAORシーンの大物たちの影響があるため、都会的・現代的でありながらもどこかに「郷愁感」「懐かしさ」を覚える楽曲に仕上がっています。

一十三十一「夏光線、キラッ」

ソウル・ファンクなどの要素を取り入れた独自ジャンル「アーバン・ポップ」を歌いあげるボーカリスト、一十三十一の楽曲。先述のバンド「流線形」より、クニモンド瀧口氏が作詞作曲を担当し、都会的で夜の輝かしさを持った曲になっています。

彼女が掲げる「アーバン」なテイストは、ラジオDJ中島ヒロト氏によれば「10代の頃に感じていたものなんじゃないか」。半分空想のような都会性が、懐かしいきらめきを与えます。

haruka nakamura「Lamp feat.Nujabes」

最後に、インスト楽曲もご紹介いたします。
歌詞がない分「夏ソング」とくくってしまうのは少し乱暴ですが、楽曲イメージとMVが絡み合って夏の終わりの郷愁感を覚えるのでは、とまとめさせて頂きました。

ついハイファイになりがちな打ち込みサウンドも、涼しげな雰囲気をまとい、夏の終わりから秋口に聞きたい爽やかさと物哀しさを演出しています。