目次

  1. 2巻第28夜「海老のアヒージョ」
  2. 2巻第39夜「もつ煮込み」
  3. 2巻第42夜「海鮮コロッケ」

2巻第28夜「海老のアヒージョ」

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ニンニクと油、酒飲みの友達であり敵でもある美味しい組み合わせです。
唐揚げや焼き肉など、お酒のあるところには必ずと言っていいほどこの組み合わせは登場しますが、アヒージョほどニンニクと油をダイレクトに感じるおつまみもなかなか無いのではないでしょうか。

第28夜のワカコは、珍しく食べるものを決めてお店に入ります。
ふらりとお店に入った後、メニューを眺めてその日のおつまみと出会うような描写が多い中、ちょっとレアなエピソードです。

油がぐつぐつと煮えたぎった状態で供されるアヒージョは、見た目で既に美味しい!と、いうのは筆者の持論ですが、土鍋が目の前に置かれて思わずニタリとしてしまうワカコも、同好の士であるようです。
パンチの利いた味のおつまみには赤ワイン、というのがセオリーらしいですが、ワカコは冷えた白ワインで口の中をクールにし、アツアツの海老を口に入れます。

ハフッとニンニク風味の海老を噛みしめるワカコの幸せそうな顔と言ったらもう……。
今からスペインバル行ってきまーす!

2巻第39夜「もつ煮込み」

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酒好きの食べるもの、として言われるものは多々あれど、もつ煮込みはその代表格と言っても過言ではないでしょう。
筆者なんかはもつ煮と聞くだけで、日本酒を飲む準備を体が始めてしまいます。

ところで、もつ煮込みの主役ってなんでしょう。
確かにもつの旨みが味の決め手ではありますし、もつが無くなったらもつ煮込みでは無くなってしまいますが、食べているとどうも、このもつ煮込みという食べ物は何がメインなのか分からなくなります。

箸でつまめば崩れそうになる豆腐も、煮汁のしみ込んだ大根もこんにゃくも、もつと同等、むしろ旨みを煮汁に持って行かれたもつよりも強烈な存在感を感じることがあります。
色々な具材を楽しんで、舌を日本酒で洗い流す心地良さはこたえられません。

あ、そうか。
筆者にとっては、もつ煮込みはあくまで日本酒の名脇役なのか。

楽しみ方は人それぞれ。
野菜の甘みが優しいもつ煮込み、あなたにとって主役は誰ですか?

2巻第42夜「海鮮コロッケ」

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居酒屋さんの「本日のオススメ」って、心惹かれますよね。
第42夜のワカコが入った居酒屋では、「海鮮コロッケ」がオススメされています。

さくっところもを割り、コロッケを一切れ口に運ぶと、ぐにっ、こりっ、とジャガイモでも肉でもない、楽しい触感。
タコを噛み当ててにっこり、イカを噛み当ててにんまり。
普通のポテトコロッケやビーフコロッケでは楽しめない触感にご満悦のワカコ。

黙々とコロッケを口に運ぶ彼女を見て満足そうに店のお兄さんが笑う、ほっこりするコマまで描かれています。