繊細で美しい、バーバラ・クーニーの世界

繊細で美しく、柔らかな線が印象的なイラストレーター、バーバラ・クーニー。そんな彼女の作品から、とりわけオススメの絵本を3つ紹介します。

バーバラ・クーニーについて

バーバラ・クーニー(1917~ 2000 )は、アメリカ人児童文学作家、イラストレーターである。
1959年と1980年にコールデコット賞、1983年に全米図書賞を受賞した。
(Wikipediaより)

ルピナスさん―小さなおばあさんのお話

海を見下ろす丘にある、花咲く小さな家に住むおばあさん・ルピナスさん。
世界中を旅し、様々な人と出会い、時には病床に伏し、そうして彼女は自分なりの〈世界を美しくする〉方法を見出してゆきます…

子供から大人まで読んでほしい、人生の参考書とも言える一冊です。

空がレースにみえるとき

空がレースにみえる夜に、3人の少女に導かれて不思議な世界へといざなわれます。
カワウソが歌い、草はクスベリージャムの匂いがし、湖の上のあずま屋でパイナップルソースのスパゲティを食べる…
ロマンティックで美しい〈ビムロスの夜〉を描いた物語です。

しらゆき べにばら

おしとやかな姉・しらゆきと、おてんばな妹・べにばら、そして働き者のお母さん。

ある冬の夜、貧しくも幸せな3人の家の扉をたたいたのは、今にも凍えそうな大きな大きなクマでした…

グリム童話を原作とした、〈熊の恩返し〉の物語です。

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents