目次

  1. 江戸時代の人体解剖「腑分け」

江戸時代の人体解剖「腑分け」

140328 25

腑分け(ふわけ)とは解剖のことです。江戸時代、
解剖されるのは処刑された犯罪者の遺体のみと
決められていました。
腑分けは処刑場である小塚原で行われました。
罪人の遺体に一般人が触れることは禁止されていたため、
特別に許可された処刑人が遺体を腑分けし、医師たちが
観察して絵師が遺体の絵を詳細にスケッチしました。

140328 23

オランダ語の医学書「ターヘルアナトミア」を翻訳した
「解体新書」の一部。

927ce222b9b11607bda1e8c83d55cdd6b2aa7ec9

近代日本画家・前田青邨の描いた「腑分」

10076901592958 img1

小石元俊「平次郎臓図」
蘭学者の小石元俊は杉田玄白とも交流がありました。

Anatomical illustrations 030

「施薬院解男体図」(1798年)

Anatomical illustrations 031
Anatomical illustrations 032
Anatomical illustrations 026

1800年、女性死刑囚の解剖図

Anatomical illustrations 027
709781ac

南小柿寧一による、顔や頭部の解剖図

Cd7007ed
2778664b
A58f6b24
4b61b81f
Anatomical illustrations 034

解剖というと残酷に思えるかもしれませんが、
医学の発展には必要なことでした。
1809年には、華岡青洲が世界初の全身麻酔による
乳がんの手術に成功しています。