現代的アート辞典:本能でやる「アクション・ペインティング」

ポロックが生み出した芸術「アクション・ペインティング」についてまとめています。アクション・ペインティングはこうアートにもなり、娯楽にもなるんだということが伝わると思います。

アクション・ペインティング

描く行為自体を重視する絵画の手法の一。第二次大戦後のアメリカの抽象絵画運動の中で生まれ、絵の具やペイントなどを棒の先でしたたらせるなどの方法で知られた。ポロックが代表的。

出典: www.weblio.jp

そのポロックとは

ポロックはただ描くために描くというアクション行為そのものの持続だけで成り立つ、近代絵画とは全く違うアート芸術表現を始めました。この画面からは具体的なイメージは一切消え失せています。彼の制作は通常のそれとは異なり、画面を床に敷き、筆や棒から絵具、塗料を滴らせ四方から画面を埋めていくというものです。

出典: www.linkclub.or.jp

<ポアリングとは?>
彼が生み出した究極の絵画技法「ポアリング」とは、キャンバスに筆や棒などを使って絵の具を滴らせ、その色や厚みなどによって今までの手描きの絵画とはまったく異なる世界を生み出そうという技法です。

出典: www3.ocn.ne.jp

今はみんながやってるような当たり前の技法を最初に広めたと言うのはすごいです。

BGM付きなのである意味地味ではないです。

アクション・ペインティングの作品集

見た目的にカラフルで楽しいですね。

和風という感じがするのは私の気のせいでしょうか?

macによる作品。スタイリッシュな感じがするのはパソコンならではでしょうか?

でも、ポロックが有名になったのはわからない。

ペンキをまく技法自体は、形式的なアイデアです。アイデアは個性とは違います。ペンキ垂らしは個性ではない。彼の絵は、技法のイントロデューシング(紹介)に近く、自分色をあまり出さずに、態度を引いて終わった感じが残るのです。

出典: www1.bbiq.jp

「ポロックの絵は説明なしには生きていけない」というのは、そのとおりでしょう。
しかしそれはポロックの絵にかぎらず、ありとあらゆるものがそうです。
例えばそれは誰もがほしがる「お金」ですら同じことです。
例えば外国人が日本で手持ちの日本の紙幣がなくなったので、自国の紙幣で払おうと紙幣をだされても、その価値を知ることはできません。おなじ“1ドル札”を出されても、米ドルとジンバブエドルでは天と地ほどの差があります。

出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

確かに納得できる説明です。

――ポロックの絵は、アクションペインティングのお手本になっていますが?
ポロックの作品群は私の好感度も高く、ポスト近代のエポックであることも間違いありません。

出典: www1.bbiq.jp

だから上のような派生作品が生まれるのですね。

今は理屈抜きで愉しむアクション・ペインティングが主流でしょうか?

5illy.me

アクション・ペインティングで遊ぶ子供たち。

汚れること、挑戦することを敬遠する今の世の中ですから、参加したいという人は少数でしょうけれども、とにかく楽しいイベントでした。

絵の具を体に塗ったり、そういうのって人が根本に持っている楽しさなんだと思います。
やって笑顔にならない人はいませんでした。
またやりたいものです。

出典: senbei551.exblog.jp

アクション・ペインティングについてあまりイメージがなかったんですが、今回の記事を通してとにかく派手にやってみる創作活動なんだと思いました。
外で自然と戯れるように思い切ってやってもいいし、やってみたいけど体を汚したくない人はパソコンを使えばいいしとにかくやり方自由自在なんですね。

keeper
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@keeper

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