Wakfu（ワクフ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

引き寄せ・押し出し・自己移動を伴う近距離攻撃を中心としたトリックスター。
それぞれ能力が異なる3つのマスク（仮面）を切り替え、自己強化とスペルの効果を使い分ける変幻自在のクラスである。

スチーマー

攻防、遠近兼ね備えた万能アタッカー。
スペルの射程範囲も近距離から遠距離、範囲攻撃まで各種一通りそろっており、移動補助や召喚、味方へのダメージの肩代わりなど非常に幅広い。そのためステータスの割り振りの幅が非常に広いクラス。
攻撃特化すると高い火力と引き換えにHPがあっという間に無くなり防御特化すると攻撃力が犠牲になる極端なクラスである。

エリオトロープ

味方の移動を補助する整地と敵の攻撃を引き受けるタンクを兼ね揃えたアタッカー。
フィールドにポータルを設置し、それを用いて自由自在に戦闘フィールドを移動したり、ポータルを介しての間接攻撃などを得意とするクラス。

ユペールマージュ

2016年に追加された新クラス。
自身に「ルーン」と呼ばれるステータスを付与し、それによってスペルの効果が変わるというトリッキーなクラス。

戦闘システム

概要

マス目を用いたターン制のシミュレーションバトルとなっている。
持ち時間は1キャラクター30秒で、1番手から最後まで全員のターンが終わった一巡りをラウンドと呼ぶ。

レベル・ステータス

キャラクターレベルの最大は200。
この他に、採取・製作に関わる職業レベルや、スペルそのもののレベルを示すスペルレベルなどが存在する。

ステータスは先述のAP/MP/WP以外にも様々なステータスが設定されている。
防御力の概念はなく、属性耐性によってダメージが軽減される。

ステータスには「Intelligence」「Strength」「Agility」「Chance」「Major」の4カテゴリが設定されていて、レベルアップによって付与されるポイントを各カテゴリに振り分けるという方式である。
「Intelligence」はHPやダメージ（攻撃力）、属性耐性（防御力）に関わるステータスマスタリのカテゴリである。
「Strength」はそれぞれ「単体攻撃」「範囲攻撃」「近接攻撃」「遠距離攻撃」のマスタリのカテゴリであり、自分のクラスのスキルの範囲・射程によって伸ばすマスタリを決めていく。
「Agility」は移動・行動順に関するステータスマスタリのカテゴリである。行動順を上げるマスタリを上げ先制攻撃が取れるようにしたり、隣接した敵の移動を阻害するLockマスタリ・隣接された敵からの移動を阻害されるDodgeマスタリの上昇などができる。
「Chance」はクリティカルヒット率やクリティカルヒット時のダメージ上昇補正、背面攻撃時のボーナス、背面からの被弾時の防御力ボーナスなどのカテゴリである。
これらのカテゴリにどうポイントを割り振るかでステータスが決定される。

このようなシステムであるため、同じクラスでも「遠距離かつ範囲攻撃が得意なキャラクター」「近接攻撃かつ単体攻撃が得意なキャラクター」と分けて作ることができる。
また「攻撃力はほとんどないがHPや属性耐性が非常に高いキャラクター」「何が何でもほぼ確実に先手を取り最初に一撃食らわせるキャラクター」などピンポイントな育成もできる。

移動

MP （ムーブメントポイント） を消費してマスを移動する。例えば、3MPのキャラクターは1ターンにつき最大3マスまで移動が可能。使い切らず余らせてもよい。
ただし、障害物やモンスターに阻まれたり状態異常などで移動できないこともある。

行動・攻撃

行動はAP（アクションポイント) を消費する。初期値は6APで装備によって増やすことができる。
一部のスペルにはWP （ワクフポイント） やMPを消費するスペルもある。
総じて高威力だと消費APが増える傾向にある。

遠距離攻撃には視界が設定されており、障害物によって視界が遮られていると攻撃が届かないということがある。

キャラクターには方向が設定されており、背面、側面から攻撃するとダメージが上昇するシステムとなっている。
向きは移動直後に移動経路を加味して決定されるほか、移動終了時に自力で決定する（指定の方向に向き直す）こともできる。

チャレンジ

チャレンジとは、達成することで経験値やアイテムドロップにボーナスが付くシステムのことである。
戦闘ごとにチャレンジという制限が設定され、特定の敵を最初に（または最後に）倒せ、火属性の攻撃をするな、正面から攻撃されてはいけない、などの制限が1バトルにつき1つだけつく。
この制限を達成して戦闘に勝利すると、そのチャレンジの難度に応じて経験値とアイテムドロップにボーナスがつく。
失敗しても通常通りの経験値とドロップ率になるだけで、特にペナルティはない。無理に狙うより早々に失敗して次の戦闘に行ったほうが結果的に効率がいい。

パーティ

最大6枠までのパーティを組むことができる。
内訳は自由であり、全員ヒーラーやアタッカー統一など、制限はない。

また、公式で複数アカウントおよびクライアントの多重起動が公認されており、その気になれば6アカウントを用いて「パーティの中身が全て自分」ということもできる。