目次

  1. 概要
  2. 作品紹介
  3. 第2次スーパーロボット大戦
  4. 『第2次スーパーロボット大戦』の参戦作品
  5. 第2次スーパーロボット大戦G
  6. 『第2次スーパーロボット大戦G』の参戦作品
  7. 第3次スーパーロボット大戦
  8. 『第3次スーパーロボット大戦』の参戦作品
  9. スーパーロボット大戦EX
  10. 『スーパーロボット大戦EX』の参戦作品
  11. 第4次スーパーロボット大戦
  12. 『第4次スーパーロボット大戦』の参戦作品
  13. 『第4次スーパーロボット大戦S』
  14. 『スーパーロボット大戦F』/『スーパーロボット大戦F完結編』
  15. 『スーパーロボット大戦F』/『スーパーロボット大戦F完結編』の参戦作品
  16. スーパーロボット大戦コンプリートボックス
  17. ゲームシステム
  18. 基本システム
  19. ユニット
  20. パイロット
  21. インターミッション
  22. 改造
  23. 強化パーツ
  24. 戦闘システム
  25. 精神コマンド
  26. 特殊能力・特殊技能
  27. マップ兵器
  28. 2回行動
  29. 『第2次スーパーロボット大戦』のシステム
  30. 主要キャラクター・ユニット紹介
  31. 兜甲児
  32. マジンガーZ
  33. マジンカイザー
  34. 流竜馬
  35. ゲッタードラゴン
  36. 真・ゲッター1
  37. アムロ・レイ
  38. ガンダム
  39. νガンダム
  40. クワトロ・バジーナ
  41. サザビー
  42. マサキ=アンドー
  43. サイバスター
  44. 名場面
  45. 脅威の兵器 サイフラッシュ
  46. ビアン総帥の思惑
  47. ラグナロク
  48. 落日の栄光
  49. 恋の告白
  50. マジンガーZ対ゲッターロボG
  51. 開発秘話
  52. 『コンパチヒーロー』シリーズから『スーパーロボット大戦』シリーズへ
  53. 打ち切りの危機と、泣きの一本
  54. 売上不振から一転「幻のソフト」に~『第3次スーパーロボット大戦』の奇跡~
  55. シリーズ定着、そして「日本を代表するクロスオーバーシリーズ」へ

概要

ゲームボーイで発売された『スーパーロボット大戦』が好評を博したたためリリースが決定された『第2次スーパーロボット大戦』から始まるシリーズ。
70年代から90年代にかけて放映された様々なロボットアニメが参戦し、共演する。
当時はビデオ等もリリースされていないアニメが多く、マニアックながらファンの多い「ロボットアニメ」の共演が楽しめるとして話題を集めた。
物語は『第4次スーパーロボット大戦』をもって完結し、以降はリメイク版がリリースされた。特に『第4次スーパーロボット大戦』のリメイク作である『スーパーロボット大戦F』には当時人気絶頂だった『新世紀エヴァンゲリオン』が参戦したため、旧来のロボットアニメファン以外からも注目され、本シリーズの知名度を高めた。
世界観は時代表記にガンダムシリーズの暦「宇宙世紀」を採用し、同作に登場する宇宙都市「スペースコロニー」も存在するなどのSF要素が多めだが、文化的な描写には70年代放送の作品が参戦していることも踏まえ、全体的に現代的・懐かしさを感じるものが採用されている。
明確に他シリーズとの差別化を行う前に制作されたため、シリーズについての公式な呼び方は存在しない。公式は『DC戦争シリーズ』の他、『旧シリーズ』という呼称も用いている。ファンの間では『第○次シリーズ』とも呼ばれる。

作品紹介

第2次スーパーロボット大戦

通称『第2次』。1991年12月発売。ファミリーコンピューター用ソフト。シリーズ第一作に当たるが、『スーパーロボット大戦』の続編としてリリースされたため、このタイトルとなっている。登場人物たちの会話によってストーリーを進行させる形式が確立された。
主人公たちは国際連合の特殊部隊『ロンド・ベル』として活動し、宇宙からの侵略を危惧した天才科学者ビアン・ゾルダークが設立した秘密結社「ディバイン・クルセイダーズ」との間で戦争を繰り広げることとなる。
本シリーズの通称となっている『DC戦争』は、本作における戦いの通称である。
スーパーロボット大戦シリーズオリジナルの作品として『魔装機神サイバスター』が登場。後のシリーズでも活躍し、スピンオフ作品も制作される人気作品となる。

『第2次スーパーロボット大戦』の参戦作品

・機動戦士ガンダム
・機動戦士Zガンダム
・機動戦士ガンダムZZ
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
・機動戦士ガンダムF91
・マジンガーZ
・グレートマジンガー
・UFOロボ グレンダイザー
・ゲッターロボ
・ゲッターロボG
・魔装機神サイバスター

『UFOロボ グレンダイザー』『魔装機神サイバスター』がシリーズ初登場。参戦作品としてはカウントされていないが、『劇場版マジンガーシリーズ』や『機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争』のロボットも登場する。また、『グレートマジンガー』も機体のみの登場となっている(『マジンガーZ』から継続して登場したキャラクターを除く)。

第2次スーパーロボット大戦G

通称『第2次G』。1995年6月発売。ハードの移り変わりに伴い、手に取りにくい状態となっていた『第2次』をリメイクし、新たに『機動戦士Vガンダム』『機動武闘伝Gガンダム』を加えて再構成した作品。システムは『第4次』をベースにゲームボーイでも遊びやすいように調整が加えられており、オリジナルの『第2次』では離脱するゲストキャラクターが最後まで残る用になっている。シナリオ面では『第3次』以降の作品との不整合を『機動戦士Vガンダム』や『機動武闘伝Gガンダム』のキャラクターを絡めることである程度解消する傍ら、ファンサービスとして『第3次』以降との整合性を無視して一部のキャラクターが先行登場するように修正された。
新たにルート分岐が追加され、選択次第で『機動戦士Vガンダム』に基づく新規ストーリーを見ることが出来る。

『第2次スーパーロボット大戦G』の参戦作品

・マジンガーZ
・グレートマジンガー
・UFOロボ グレンダイザー
・ゲッターロボ
・ゲッターロボG
・機動戦士ガンダム
・機動戦士Zガンダム
・機動戦士ガンダムZZ
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
・機動戦士ガンダムF91
・機動戦士Vガンダム
・機動武闘伝Gガンダム
・魔装機神サイバスター

『機動戦士Vガンダム』『機動武闘伝Gガンダム』が初登場。特に『機動武闘伝Gガンダム』は作品終盤のイベントまで再現されている。また、オリジナルの『第2次』では機体のみの登場となっていた『グレートマジンガー』から主役の剣鉄也が登場し、隠しキャラとして『魔装機神サイバスター』から『第3次』で初登場となるリューネ=ゾルダークも登場する。前者は『第3次』での楽屋ネタに絡み「本当は登場するつもりがなかった」とこれまた楽屋ネタを見せ、リューネはボスキャラクターとの関係から、最終話の前に自軍を離脱するようになっている。

第3次スーパーロボット大戦

通称『第3次』。1993年7月発売。スーパーファミコン用ソフト。
『第2次』にてビアン・ゾルダークが危惧した異星人による侵略が現実のものとなる。プレイヤーはDC戦争を経て国際連合から改組された新政府、地球連邦軍のエース部隊、ロンド・ベルを率いて「インスペクター」を名乗る宇宙人、そして再興したディバイン・クルセイダーズとの戦いに挑む。
ハードウェアの変更に伴い、演出・シナリオ共に大幅なパワーアップを遂げた。本作からユニットとパイロットが別個に管理されるようになり、パイロットを別のユニットへ載せ替えることが出来るようになった。パイロットのレベルアップに対応するユニットの強化方法「改造」が追加。ストーリー分岐が追加され、マルチシナリオが展開、結末こそ大筋で変化はないが、様々なイベントに変化が見られ、特定ルートでのみプレイできるマップも搭載されている。最終マップクリア時点のターン数が一定以下の場合、隠しマップが登場する。

『第3次スーパーロボット大戦』の参戦作品

・機動戦士ガンダム
・機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争
・機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー
・機動戦士Zガンダム
・機動戦士ガンダムZZ
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
・機動戦士ガンダムF91
・無敵鋼人ダイターン3
・マジンガーZ
・グレートマジンガー
・UFOロボ グレンダイザー
・ゲッターロボ
・ゲッターロボG
・超電磁ロボ コン・バトラーV
・勇者ライディーン
・魔装機神サイバスター

『機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争』『機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー』『無敵鋼人ダイターン3』『超電磁ロボ コン・バトラーV』『勇者ライディーン』が初参戦した。また、グレートマジンガーの主要キャラクターが初登場。『劇場版マジンガーシリーズ』の敵ユニットも登場する。

スーパーロボット大戦EX

通称『EX』。スーパーファミコン用ソフト。1994年3月発売。
戦争が続く地底世界「ラ・ギアス」と、ラ・ギアスに召喚された地球各地のスーパーロボット部隊の繰り広げる戦いを、『魔装機神サイバスター』メインキャラクターたちの視点で多角的に描く。
ユーザーからの『魔装機神サイバスター』について知りたいという要望を受けて制作された。本作の舞台は全編通して『魔装機神サイバスター』の舞台である「ラ・ギアス」となっている。
『第2次』『第3次』と続いてきたナンバリングを一旦外したのは、番外編としての意味合いが強かったため。ただし、ストーリーはこれまでの作品や続編と密接につながっている。
シナリオは「マサキの章」「リューネの章」「シュウの章」の3つとなっており、「シュウの章」は隠しシナリオとなっている。一つ一つのシナリオは短めだが、それぞれのシナリオに分岐要素もあり、ボリュームはシリーズ作品として遜色ない量となっている。それぞれのシナリオは同じ事件をそれぞれの章の主人公の視点から描いているオムニバスシナリオであるため、時系列は完全に平行している。このオムニバスシナリオを利用したISSというシステムが搭載された。
「シュウの章」では、今まで敵として登場したキャラクターが多数プレイヤー部隊に加入する異色のシナリオとなっており、ユーザーに与えたインパクトは大きかった。同じ事件を複数のの視点から描くシナリオ構成故に可能となった筋書きであり、「シュウの章」の部隊と「マサキの章」や「リューネの章」の部隊が激突する場面もある。

『スーパーロボット大戦EX』の参戦作品

・戦国魔神ゴーショーグン
・機動戦士ガンダム
・機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
・機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
・機動戦士Ζガンダム
・機動戦士ガンダムΖΖ
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
・機動戦士ガンダムF91
・聖戦士ダンバイン
・マジンガーZ
・グレートマジンガー
・UFOロボ グレンダイザー
・ゲッターロボ
・ゲッターロボG
・魔装機神サイバスター

『戦国魔神ゴーショーグン』『聖戦士ダンバイン』が初登場。また、『第3次』登場作品の内『無敵鋼人ダイターン3』『超電磁ロボ コンバトラーV』『勇者ライディーン』の3作品が未登場となっている。『戦国魔神ゴーショーグン』のキャラクターはオムニバスシナリオであることを活かし、各章を行き来する演出がなされているが、自軍から入退場を繰り返すためプレイヤーからすると扱いづらいキャラクターとなってしまった。

第4次スーパーロボット大戦

通称『第4次』。スーパーファミコン用ソフト。1995年3月発売。
シリーズ完結作。『第3次』で登場したインスペクターの母集団「ゲスト」が襲来し、新たなる異星人「オルドナ・ポセイダル」、反地球連邦組織となった「ディバイン・クルセイダーズ」、更には地球連邦軍内で暴走を始める特殊部隊「ティターンズ」が入り交じり、シリーズ最大の戦いが描かれる。
プレイヤーは『EX』において多数の行方不明者を出した影響から規模を大きく縮小された連邦軍部隊「ロンド・ベル」を操作することとなる。
本作からゲームオリジナルの主人公キャラクターが登場するようになった。外見・性別・性格を複数種類から組み合わせてのキャラメイクが可能で、誕生日と血液型で精神コマンドの内容が決まる。プレイヤーの分身として好評を博し、オリジナル主人公は以降のシリーズには欠かせない要素となる。
シリーズとしては初となるマルチエンディングが採用された。最終マップまでの合計ターン数が一定以上の場合、戦闘前の選択肢でグッドエンドかバッドエンドかが決まる。合計ターン数が一定以下の場合はグッドエンド確定となる。
本作でスーパーロボット大戦の基本システムが確立し、以降のシステムは本作のシステムに手直しを加えたものが採用されるようになった。

『第4次スーパーロボット大戦』の参戦作品

・機動戦士ガンダム
・機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
・機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
・機動戦士Zガンダム
・機動戦士ガンダムZZ
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
・機動戦士ガンダムF91
・マジンガーZ
・グレートマジンガー
・UFOロボ グレンダイザー
・ゲッターロボ
・ゲッターロボG
・真・ゲッターロボ (原作漫画版)
・無敵鋼人ダイターン3
・無敵超人ザンボット3
・超電磁ロボ コン・バトラーV
・闘将ダイモス
・超獣機神ダンクーガ
・勇者ライディーン
・戦国魔神ゴーショーグン
・聖戦士ダンバイン
・重戦機エルガイム
・バンプレストオリジナル
・魔装機神サイバスター

『真ゲッターロボ (原作漫画版)』『無敵超人ザンボット3』『闘将ダイモス』『超獣機神ダンクーガ』『重戦機エルガイム』が初登場。また、『第3次』に登場した『無敵鋼人ダイターン3』『超電磁ロボコン・バトラーV』『勇者ライディーン』も再登場し、シリーズに参戦した全作品が揃う形となった。主人公の追加に伴い、本シリーズオリジナルのユニットが正式に『バンプレストオリジナル』という区分けになった。
『真ゲッターロボ』は『ゲッターロボ』の続編としてダイナミックプロが存在が示唆していた作品で、本作リリース後に執筆が開始された。(原作漫画版)という注記は、アニメ版が参戦している他作品と区別が付くようにつけられたもの。以降のシリーズ作でもアニメ化されていない要素が大きくフィーチャーされる場合には同種の記述がなされるようになった。
隠し要素として『聖戦士ダンバイン』の続編OVA『New Story of Aura Battler DUNBINE』の機体とキャラクター、『機動戦士ガンダムZZ』と『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の間に展開されたプラモデル企画『ガンダム・センチネル』の機体も登場する。

『第4次スーパーロボット大戦S』