目次

  1. 概要
  2. 1988–1989
  3. 1989–1993
  4. 1994–1995
  5. 1996
  6. 1997–2001
  7. 2001–2013
  8. 2014–
  9. メンバー
  10. Mark Gardener(マーク・ガードナー)
  11. Andy Bell(アンディ・ベル)
  12. Steve Queralt(スティーヴ・ケラルト)
  13. Laurence Colbert(ローレンス・コルバート)
  14. オリジナルアルバム
  15. Nowhere
  16. Going Blank Again
  17. Carnival of Light
  18. Tarantula
  19. Weather Diaries
  20. 代表曲
  21. Chelsea Girl
  22. Like a Daydream
  23. Seagull
  24. Dreams Burn Down
  25. Vapour Trail
  26. Taste
  27. Twisterella
  28. Leave Them All Behind
  29. I Don't Know Where It Comes From
  30. Black Nite Crash
  31. Home Is A Feeling
  32. 逸話

概要

Ride

1988–1989

オックスフォードのチェイニー・スクールという場所でアンディ・ベルとマーク・ガードナーが出会う。1988年に二人はオックスフォードシャーのバンベリーという街にあるアートスクールへ移り、そこでローレンス・コルバートと出会った。同じくチェイニースクールに通っていたスティーヴ・ケラルトはバンベリーのレコードショップで働いており、そこでアンディに誘われ、4人はバンドを結成した。バンド名をいくつか考えた結果、最終的に"ライド"という名前に決定した。乗り物を意味する"ライド"が旅行を想起させることやライド・シンバルから取られたと言われている。アンディはバンドを結成する際にマンチェスターのバンド、ザ・スミスのパフォーマンスを参考にしたと語っている。1988年の夏に結成され、その年の暮れに大学のクリスマスパーティで初ライブを経験した。バンベリーにあるスティーブの自宅でデモテープを制作し、そのデモテープをたまたまジーザス・アンド・メリー・チェインのメンバーのジム・レイドが気に入り、それがきっかけで当時ジーザス・アンド・メリー・チェインのマネージャーを務めていたアラン・マッギーから注目されるようになった。1989年にザ・スープ・ドラゴンズというバンドのサポートを務めたのちに、ライドはクリエイション・レコーズと契約を結んだ。

1989–1993

ライドは1990年の1月から9月の間に3枚のEPをリリースした。全てのEPはイギリスのトップ75に入り、三枚目の「Play and Fall」というEPはトップ40にも食い込んだ。1枚目と2枚目のEPは1990年にアメリカで「Smile」というタイトルでリリースされた。同年10月には待望のファーストアルバム「Nowhere」をリリースした。ビートルズなどイギリスの伝統的なポップなサウンドとノイジーなギターでライドは90年に流行した"シューゲイザー"バンドの括りに入れられた。しかしながら彼らはこれをよく思っていなかった。
ファーストアルバム「Nowhere」はイギリスのチャートで11位を獲得し、一定の成功を収めた。成功によりメディアからの期待が高まったバンドは翌年1991年3月にEP「Today Forever」をリリースした。このEPはファーストアルバムのノイジーなサウンドの路線から離れ、甘いメロディーを強調したものとなった。この年にバンドは初めてワールドツアーを行い、日本、オーストラリア、フランスで演奏した。どの国でも熱狂的なファンに迎え入れられ、特に日本では来日ライブのチケットが数分で完売するという人気ぶりだった。

1992年2月、シングル「Leave Them All Behind」でイギリスのチャートで初めてトップ10入りを果たし、翌月にセカンドアルバム「Going Blank Again」をリリースした。この頃からバンドは過密な制作スケジュールやツアーなどでストレスを抱え始めていた、

1994–1995

バンドは1993年をセカンドアルバム「Going Blank Again」の成功によって締めくくり、すぐさま次の作品へと着手し始めた。
翌1994年6月にはサードアルバム「Carnival of Light」をリリースした。この頃には世界的に"ブリット・ポップ"というイギリス発の音楽ジャンルがブームになっていた。サードアルバムはプロデューサーにジョン・レッキー、後にレディオヘッドのプロデューサーとなるナイジェル・ゴッドリッチがエンジニアを務めた。マークとアンディはバンドがシューゲイザーと言われた初期サウンドから離れるようにバンドを牽引してきたが、2人の向かう音楽の方向性が異なっていた。そのため、これまではバンドでセッションを行い、全員で作曲していくスタイルだったが、今作ではアルバムの前半収録曲をマーク、後半をアンディが作曲している。批評家からはあまりいい評価を得ることが出来なかった。バンド自身も発売後否定的であり、このアルバムのタイトル「Carnival Of Light(カーニバル・オブ・ライト)」にひっかけ、「Carnival Of Shite(カーニバル・オブ・シャイト)=クソのカーニバル」と評した。

1996

4枚目のアルバム「Tarantula」がリリースされる頃には、バンドは崩壊し始めていた。「Tarantula」に収録された楽曲はほぼ全てをアンディが作曲し、マークはバンドへの意欲を出すことが難しくなり、満足のいく作品が出来なかったこともあり1曲しか担当しなかった。結局マークはアルバムのミックス作業の際に脱退を表明し、これによってバンドも1996年3月「Tarantula」のリリースより少し前に解散を発表した。
ファーストシングル「Black Nite Crash」はメロディー・メイカー誌が選ぶウィークリーシングルに選ばれるなど多少の注目を浴びたが、アルバムはチャートで最高21位などと商業的には失敗に終わった。メディアからの評価も低く、特に音楽メディアのオールミュージックは今作品に対して、「Tarantula」は工場で生産すること自体が無駄な作品だ、とこき下ろしている。

1997–2001

バンド解散後、アンディは新しいバンド、ハリケーン#1を結成した。しかしながらこのバンドは長続きすることなく、2枚のアルバムをリリースした後解散した。その後、ロンドンのロックバンドのゲイ・ダッドのツアーにサポートとして参加したあと、突如イギリスを代表するバンドのオアシスに加入することが決定した。マークとローレンスはミュージシャンのサム・ウィリアムスと新しいバンド、ザ・アニマルハウスを結成した。BMGと契約し、アルバムをリリースした。日本などでも人気を博したが、2001年に解散した。

2001–2013

2001年10月16日、ライドのメンバー4人は揃ってイギリスのテレビ局チャンネル4の撮影を許可した。30分の即興演奏の映像はアメリカのバンド、ソニック・ユースのドキュメンタリーに使われた。撮影時の即興演奏は「Coming up for Air」というタイトルで2002年にリリースされた。この年の終わりには1992年のレディング・フェスティバルの演奏を含むCDボックスをリリースした。

ザ・アニマルハウス解散後、マークはソロでのキャリアを歩み、2003年から2005年にかけては大規模なツアーを行い、ソロアルバムのリリースをした。
この頃、バンドが再結成する噂が頻繁に流れたが、アンディは再結成し恒久的な活動することは否定していた。しかし、バンドメンバーで再び仕事をすることは厭わないとも述べていた。アンディとスティーブがマークのライブに参加したり、2003年にはマークとアンディでアコースティックセットでパフォーマンスを行ったりした。

2014–

バンドは2014年12月19日、ヨーロッパと北米ツアーのため再結成をアナウンスした。2015年にはコーチェラ・フェスティバルに出演した。その他にもスペインのプリマヴェーラ・サウンドやドイツのメルト!フェスティバルにも出演した。

2017年2月バンドは1996年リリースのシングル「Black Nite Crash」以来21年ぶりの作品「Charm Assault」というシングルをリリースした。翌日には別のシングル「Home Is a Feeling」をリリースした。

そして、2017年6月16日に上記2曲を含んだ21年ぶりのニューアルバム「Weather Diaries」をリリースした。

メンバー

Mark Gardener(マーク・ガードナー)

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1969年12月イギリス・オックスフォード出身の歌手、ギタリストである。
1988年に同級生だったアンディ・ベルと意気投合し、ライドを結成し、ギターとヴォーカルを担当した。
アンディと険悪になり、ライドを脱退した後、ザ・アニマルハウスというバンドで活動する。
ザ・アニマルハウス解散後はソロでのキャリアを歩む。

Andy Bell(アンディ・ベル)

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1970年8月ウェールズ生まれのミュージシャン、作曲家、歌手、プロデューサーである。
ライドではギターとヴォーカルを担当した。
ライド解散後はイギリスを代表するバンドのオアシスのベーシストとしても活躍していた。
オアシス解散後は、オアシスのメンバーが新たに結成したビーディ・アイというバンドでギターを務めている。

Steve Queralt(スティーヴ・ケラルト)