Flying Lotus(フライング・ロータス)とは【徹底解説まとめ】

フライング・ロータスは1983年10月7日カリフォルニア州ロサンゼルス出身の音楽プロデューサー、ミュージシャン、DJ、ラッパー、映画監督である。本名はスティーブン・エリソン。音楽との繋がりの強い家系に生まれ、叔母にアリス・コルトレーン、叔父にジョン・コルトレーンを持つ。2006年にファーストアルバムをリリース。2008年リリースのセカンドアルバムからワープ・レコーズと契約している。

2006年にリリースされたフライング・ロータスのデビューアルバムに収録されている曲である。
ゲストボーカルとしてシンガーソングライターのローラ・ダーリントンを起用している。
この曲はラテンの王様とも呼ばれる作曲家ティト・プエンテの「Call Of The Jungle Birds」という曲を全編にわたってサンプルとして使用している。

Brainfeeder

2008年にリリースされたフライング・ロータスのセカンドアルバム「Los Angeles」のオープニングトラックである。
レコードノイズとともにうねるようなシンセ音とともにアルバムの幕開けを感じさせる曲で、2曲目とはシームレスで繋がっている。
曲のタイトルの「Brainfeeder」はエリスンが設立したロサンゼルスのビートミュージックレーベル名にも使われている。

Testament

2008年リリースのフライング・ロータスのセカンドアルバムに収録されている曲である。
ゲストボーカルにゴンジャスファイを起用している。
ウッドベースとリバーブのかかったビートの組み合わせが妖しい雰囲気を感じさせる。
冒頭のハープの音はドロシー・アシュビーの曲がサンプリングされている。

Zodiac Shit

2010年リリースのフライング・ロータスのサードアルバムに収録されている曲である。
強烈なキックドラムとスピリチュアルなサウンドが特徴的なトラックでライブでも頻繁に披露されている。
スピリチュアルなサウンドは祖母アリス・コルトレーンとカルロス・サンタナがコラボレートして作ったアルバム「Illuminations」からサンプリングされている。

MmmHmm

2010年にリリースされたサードアルバム「Cosmogramma」収録の1曲。
ゲストにベーシストのサンダーキャットを起用している。
サンダーキャットの透き通るような歌声とスピリチュアルなサウンドは宇宙を連想させる。

Tiny Tortures

2012年リリースの4thアルバム「Until the Quiet Comes」に収録されている1曲である。
フライング・ロータスの代名詞のような太く重いビートは鳴りを潜めており、細かく尖ったようなリズムが刻まれる。
この曲にはミュージックビデオがあり、ロード・オブ・ザ・リングシリーズに出演している俳優イライジャ・ウッドが出演している。

Putty Boy Strut

2012年リリースの「Until the Quiet Comes」に収録されている1曲である。
ビートにクラップが使用されておりポップで可愛らしい世界観を表現している。
ミュージックビデオも少し奇妙ではあるが可愛らしいイラストでポップなものとなっている。

Never Catch Me

2014年リリースのフライング・ロータスの5枚目のアルバム「You're Dead!」に収録されている1曲。
ゲストにエリスンの同郷のラッパーであるケンドリック・ラマーを起用している。
ミュージックビデオは東京出身のディレクターのヒロ・ムライが担当している。
この曲は第58回のグラミー賞のダンスミュージック部門にノミネートされた。

Dead Man's Tetris

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